2020年4月にスタートしたワンダーボックス。
これまでの通信教材との差別化を図り、4歳〜10歳の好奇心旺盛な時期に自ら考える力を身につける目的で作られた新たな教材として注目されています。
実際にワンダーボックスを始める中で、お子さんの考える視点の変化に驚いている親御さんも多いようです。
口コミを見ていると「まさに必要な時期に子どもの脳を刺激してくれる」そう個人的にも期待しています。
しかし、口コミの中には気になる口コミも目につきます。
子どもが自ら頭を使って考える教材なら期待度は増しますが、口コミを見ていると実際にどのような教材なのか調べてみる必要もありそうです。
そこで今回、知識やスキルの獲得、特定の科目などの習得を目的にしていないワンダーボックスから得られる効果やメリットについて調べてみました。
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ワンダーボックスってどんな教材?新たな通信教材ってなに?
2020年4月にスタートしたワンダーボックス。
- 新しい時代の学びとして注目される「STEAM教育」領域のコンテンツで学びの土台を作る
- アプリ(デジタル)とキット(アナログ)を組み合わせた新しい教材
- ワンダーラボ開発のもと、幼児教育・教材作成・技術のプロが集結して開発された
ワンダーボックスはこれまでの通信教材と大きな差別化を図り、開発された教材です。
- プログラミングやアート、パズルや創作の中で自ら考える力を養う
- アプリを活用することで周りの作品から刺激を受けられる
- 高度なレベルの学習に楽しみながら取り組める
5年かけてプロが手掛けて開発されたワンダーボックス。
外注することなく自社で開発しているので、4歳〜10歳を対象に思考力と感性が自然と育まれていくことを目的に作られています。
筆者には4歳(今年5歳)の娘がいます。
通信教材は取り入れていますが、ワンダーボックスは視点を変えた教材だと感じています。
もし、本当に楽しみながら頭を使う時間が増えるのであれば、娘にとっても有意義な学習時間に変わります。
でも、ワンダーボックスについて調べてみるとメリットはたしかにありますが、不安点も出てきます。
ワンダーボックスは月齢に応じたコースがない?
ワンダーボックスに興味を持ったのは「学びに対する意欲を引き出す教材」というところにあります。
4歳の娘はそれなりに通信教材に取り組みますが、その日の気分で学びの時間の質は異なります。
- 子どものための教材を探している
- 学年が上がる中で見合った学習を取り入れたい
- いま取り入れている通信教材に少し不満がある
- 通信教材に子どもが飽きてしまっている
筆者だけでなく、通信教材を取り入れている方や、これから通信教材を取り入れようとしている方、それぞれ悩みはあると思います。
お金を払うわけですから、見合った効果は期待したいです。
筆者も通信教材は「子どもが楽しみながら取り組む時間」に変えたいという考えはあります。
そこでワンダーボックスの「学びに対する意欲を引き出す」というコンセプトには期待します。
しかし、個人的に不安点になっているのはワンダーボックスの教材の多くは学年共通というところです。
学年共通の教材で求める学習効果は得られるの?
娘は誕生日を迎えていないので、いまは最小年齢の4歳です。
4歳〜10歳という年齢を対象にする中で、学年共通というのはなかなか高いハードルです。
そこで、ワンダーボックスについて調べる中で多くの教材はアプリをベースとしており、自動的に難易度が調整されるという点で少し不安は無くなりました。
例えば「2コマまんがのオチを考えて描く教材」
これはずっこけびじゅつかんというコンテンツで、発想力や感性が育つ教材。
それぞれの年齢や力に応じて、楽しむことができるようになっています。
またプログラミング教材では、プログラミングを使う面白さを感じさせてくれるようです。
プログラミングと聞くと高度な学習に感じますが、自由な発想で進めることができるので、正解不正解がない世界の中で自由に頭を使うことができます。
それでも年齢的に不安はありましたが、ワンダーボックスはアプリとデジタルを融合して子どもの脳を活性化してくれる教材です。
デジタル版のワークやビックペーパー、トイなどは年齢に合わせて提供してくれているみたいなので、アプリでは可能な限り脳を刺激して、デジタル版では年齢に合わせた学習ができるのかなと感じました。
ワンダーボックスの基本の教材の内容は?月齢関係なく取り組める?
物事について「どうして?」が増える4歳から、日常生活の中で自ら疑問を解消しようとする10歳を対象としているワンダーボックス。
最大の目的は学びに対する意欲を引き出すこと。
この時期はどんなに親が「将来のため」と学習を進めても意味を感じられないまま、やらされている時間に変わります。
その中で本当に学びの意味はあるのかと言われると、なかなか難しいのが事実。
親としてもせっかく学習時間として過ごしているのであれば、それなりに意味のある時間に変えてあげたいですよね。
そんな親のニーズにも応えているのがワンダーボックスなのかもしれません。
ワンダーボックスはアプリは月齢関係なく利用できますが、入会することでデジタル版の教材も毎月自宅に届きます。
- 毎月配信される8〜10のアプリ
- ワーク
- ビッグペーパー
- トイ
ワンダーボックスのお届け教材には配信アプリと別に3つの教材が届きます。
ワークは問題を解くだけでなく「問題を作る」取り組みがあります。
出題される問題に解くだけでなく、自ら問題を考えるのは子どもの脳を普段と別の視点で刺激してくれます。
繰り返す中で難問を考えられるようになるので、より脳の活性化を促します。
ちなみにワークは「年中・年長」、「1〜2年」そして「3〜4年」と月齢によって異なります。
年中・年長向けは、できる限りつまずかないで始められるシンプルな問題から始まるので、個人的には安心ポイントです。
1〜2年生向けはステップを刻み、3〜4年生向けになると終盤はハイレベルな問題に取り組みます。
ビックペーパーは両面カラー印刷された大きな紙を利用して、遊びながら考える力を養う内容で作られています。
トイも連動して使用可能で、大きなシートにトイを広げて遊ぶことができます。
通信教材の付録はかさばるから苦手という方も多いと思いますが、トイはあまりかさばらないものが届くそうなので、親目線の不満も解消してくれるはず。
毎月配信されるアプリは「シンクシンク」アプリをご存じの方なら、期待するお思いますが、あのシンクシンクを開発しているのがワンダーボックスを作る会社です。
さらにワンダーボックスでは、パワーアップバージョンでアプリを提供しているので、数の合成分解や図形も視覚的に理解しやすい内容で質の高い学習が進められます。
シンクシンクを利用したことがないから分からないという方も、そっくりさがしなど子どもが大好きなコンテンツでお子さんの意欲を引き出しながら、考える時間が自然と増える内容でアプリを提供しているので取り組む中での迷いの時間は減ると期待していいでしょう。
コードクラフターズというコンテンツでは、個々の個性で好きなように自由に何かを作ったり、表現したりすることができます。
アプリの中でなんでもマルバツがあるわけではないので、アプリは月齢問わずに楽しめるというのも納得できます。
ワンダーボックスの評判ってどうなの?
通信教材としてはまだまだ新しいワンダーボックスですが、口コミを探してみると受講者はすでに多いように感じます。
実際の受講者の声は入会を決める判断材料にもなりますので、ワンダーボックス受講者の声を見ていきましょう。
ワンダーボックスの悪い評判
悪い口コミ
それなりにアプリは利用していますが、ブックは声かけしないと取り組んでくれません。
少しお高めの教材なので、このまま意欲的に取り組む姿勢が見られないと解約も考えてしまいます。
(5歳、男の子)
悪い口コミ
シンクシンクを利用していたので、かなり期待していました。
それなりに期待していた内容で学習はできています。
ただ次のアプリの配信が8〜10なので少し物足りなさを感じます。
(7歳、女の子)
悪い口コミ
ただ向き不向きがあるように感じます。
7歳と8歳、年子の兄弟ですが、兄の方は全く見向きもしません。
でも弟はのめり込むようにブックやトイ、アプリを利用しています。
もちろん変化を感じられているのは弟の方です。
ブロック遊びをしていてもこれまでと全く異なる作品を作るようになっています。
内容として申し分ありませんが、向き不向きの点に関して少しマイナスに感じています。
(7・8歳年子の兄弟)
悪い口コミ
多いとは思いますが、時期に合わせて教材を変えたい気持ちと、娘が取り組んでくれ教材を探していると一つに絞ることは出来ていません。
今回、ワンダーボックスをお試し感覚で始めました。
効果はたしかにあるようです。
ただ、それなりにいろんな通信教材を試してきた私としては費用が高いのがネックです。
続けたいと言っているので、ワンダーボックスは続けさせたいのですが、費用面で少し悩んでしまいます。
(8歳、女の子)
2020年4月から提供を開始したワンダーボックスですが、筆者も気になるマイナスの口コミもありました。
それだけすでに多くの受講者がいるということでもありますが、やはりマイナスの口コミは気になります。
- アプリの数が少ない
- 向き不向きがある
- 費用面がネックになる
マイナスの口コミは決して多いわけではありません。
でもマイナスの口コミがないわけではありません。
そこで入会前の参考にと、ワンダーボックスに対するそれぞれの口コミを紹介しました。
頷ける内容もあれば、取り入れる家庭によっては特に気にならないという内容もあると思います。
ライフスタイルは異なりますし、お子さんの月齢や学習に対する向き合い方でも感じ方は違います。
マイナスの口コミは一つの参考にしながは、満足している人の口コミを見て入会を決めるといいでしょう。
ワンダーボックスの良い評判
良い口コミ
これまでは知識やスキルを考えていました。
そこで息子に与える教材は淡々として教科書のような教材になっていました。
ワンダーボックスはお試し感覚で始めましたが、アプリを一緒にやっていても教材を一緒に取り組んでも、大人でも楽しめる内容が盛り沢山です。
ワンダーボックスを始めるか悩んでいる人は2ヶ月で解約も可能ですので、お試しで初めて見て欲しいです。
(9歳、男の子)
良い口コミ
理由を聞くと「楽しいから」と満点の答えが返ってきます。
これまではイヤイヤ学習だったので、親としても気持ちの負担は軽減されています。
(7歳、女の子)
良い口コミ
成績も下の方です。
これまでも通信教材は試しましたし、塾に通わせたこともあります。
全て息子の「やめたい」の一言で辞めましたが、ワンダーボックスに関して、今のところ「やめたい」の言葉が出てきません。
それよりも教材を使って取り組む時間が増えています。
まだ効果に関してはハッキリとは分かりませんが、息子の変化は感じられています。
(6歳、男の子)
良い口コミ
ワンダーボックスは学力アップよりも思考や創造力を引き出す教材です。
でも思考力や想像力は勉学の土台になります。
頭カチカチだった息子ですが、逆に柔軟性が身についたように感じます。
素直に間違いを受け入れることもできるようになり、今後の成長に期待しています。
(9歳、男の子)
ワンダーボックスで期待できる効果は満足している人の口コミからもよく分かります。
取り入れるかどうかは通信教材に何を求めるかで異なりますが、あと伸び効果や脳の活性化を期待する家庭にはぜひ一度、取り入れてみて欲しい教材だと感じます。
ワンダーボックスの料金は?新たな学習法を提供するから高いの?
ワンダーボックスの料金は年齢に関係なく、同額になっています。
12か月分一括払い | 6か月分一括払い | 毎月払い | |
---|---|---|---|
ひと月 | 3,700円 | 4,000円 | 4,200円 |
一回の支払額 | 44,400円 | 24,000円 | 4,200円 |
差額 | 毎月払いより12カ月で6,000円お得 | 毎月払いより6カ月で1,200円お得 | – |
月齢が上がる中で料金がプラスされるわけではないので、家計の支出として固定できるのはいいのですが、月齢が低いお子さんには高いように感じます。
実際に4歳の娘に通信教材のかける費用を考えるとひと月4,200円は少し財布の紐が…。
でも、4,200円の価値はあるのかと考えると価格で諦めるのもどうかなというのが本音です。
そこで万が一、娘に合わなかった時のことを考えて解約についても調べてみました。
ワンダーボックスは解約できるの?
ワンダーボックスの最低受講期間は2ヶ月のようです。
極論から伝えると、2ヶ月のお試し期間として入会できると言えるでしょう。
2ヶ月の受講後に継続するか解約するか自由ですし、もし1年・半年分を一括払いしている場合は、残った金額は返金になります。
料金表を見ても、ワンダーボックスは毎月払いより半年、年払いの方が総額は安くなります。
続けるかどうか分からない…だから毎月払いの方が安心と考えますが、トータルのコストを抑えることを考えると残債は返金されるので半年・年払いで申し込むのもアリなのかもしれませんね。
ちなみにワンダーボックスの解約方法は会員ページからと簡単にできます。
- ワンダーボックスのアプリを開く
- 右上に「保護者メニュー」を選択
- 「会員情報」を選択
- 登録時のメールアドレスとパスワードを入力
- 「契約情報」を選択
- 画面右下にある「解約について」をクリック
- 解約にあたっての注意事項が表示されるので「次へ」を選択
- 本当に解約しますか?というのが表示され「解約手続きに進む」をクリック
ワンダーボックスは電話不要でネット上での解約ができるので、煩わしさを感じることなく好きなタイミングで解約できます。
また、ネットでの解約に関して「本当に処理できているのか?」「いつのタイミングでの解約になっているのか?」など不安な点もあります。
でも、ワンダーボックスはいま解約すると何月号から使えなくなるのか、そして一括払いにしている場合の返金はどうなるのかなどの説明がポップアップで表示されます。
口頭での確認が一番ですが、ネット上で安心して解約処理ができるのでいいですね。
ワンダーボックスなら学びへの意欲を引き出してくれるから可能性を無限に広げられる
ワンダーボックスはこれまでにない通信教材として視点を変えた内容で家庭学習の質を高めてくれるでしょう。
学ぶことに対して本当に意味を感じられるまでは、やらされている学習が強くなります。
4歳〜10歳というのはまさにその時期にあたるのかもしれません。
でもこの時期って興味を示すものに対しては、とことん追求していく時期ですし、大人が驚くほどの視点で物事を考えます。
そんな時期に「学びに対する意欲」を引き出してくれたら、子どもが考える思想や思考、想像力って無限に広がると思います。
一つのことでもいろんな方向から見えるから、機転を利かすこともできますし、さらには柔軟性も身につくと思います。
そんな可能性を広げてくれるワンダーボックスを取り入れてみてもいいのではないでしょうか。
販売会社 | ワンダーラボ株式会社 |
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所在地URL | 〒113-0033 東京都文京区本郷3-32-7東京ビル6F |
URL | https://wonderlabedu.com/ |