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子どものカタカナの覚え方は?上手な学習方法について解説します

子どものカタカナの覚え方は?上手な学習方法について解説します おすすめ知育

子どもがひらがなをマスターしたら、次はカタカナを!と考えてる親御さんも多いですよね。

子どもがカタカナを覚える時は、無理強いするのではなく、楽しく覚えられるのが一番です。

そこで今回は、カタカナの上手な学習方法や、わかりやすい教え方、カタカナを覚えるためにおすすめの学習グッズなどをご紹介します。

カタカナっていつから習うの?

カタカナは、小学1年生で習います。学校によっては、1学期で習うところもあれば、2学期になってから習うところもあります。

入学後はひらがな→カタカナ→漢字の順に習う

小学校に入学すると、最初の頃は国語の授業で「ひらがな」を習います。

入学直後は、急な環境の変化もあり、学校に慣れるまでも大変ですので、ひらがなはゆっくり目に習います。

1日に1文字ずつのひらがなを習うという学校もあるなど、ひらがなは手厚く教えてもらえるところが多いようです。

しかし、カタカナは学校に慣れた頃に学ぶことから、50音分を一気に習う学校も多く、「2週間ほどでカタカナの授業が終わった」という声も全国的に多く見られます。

カタカナ学習を始める前に、ひらがなはマスターしておいたほうが良い?

カタカナを学習する前に、まずひらがなをマスターしておくことをおすすめします。

カタカナを覚えるに当たってひらがなをマスターしているメリットは、次のようなことがあります。

ひらがなと比べながら覚えられる

カタカナとひらがなはちょっと似ている字もあるため、ひらがなと比較しながら覚えていくことも出来ます。

カタカナを見かけた時に興味が湧く

ひらがなを覚えていると、生活の中でカタカナを目にした時「ひらがなに似ている字だ!」と興味を持つようになります。

子どもは「ちょっと似てる」が大好き。

「ガチガチのお勉強」というよりは、「ひらがなに似てるカタカナ、どれかな?」とクイズのように楽しんでカタカナをお勉強していくと楽しく続けられますよ。

ひらがなに似ているカタカナ

「ウ」「カ」「キ」「セ」「ヘ」「モ」「ヤ」「リ」

また、ひらがなと一部だけ同じ部分があるカタカナを探すのも、子どもは大好きです。

ひらがなと同じ部分があるカタカナ

「ナ」「ニ」「ノ」「フ」「メ」「レ」

ちなみに、カタカナは文字自体が似ているものも多く、日本語を勉強している外国の人たちからも読み間違いが多いです。

似ているカタカナ

「ウとワ」・「クとタ」・「アとマ」・「ワとク」・「コとユ」・「ソとリ」

いずれにしても、子どもが自然とカタカナに興味が出てくるためには、まずはひらがなをマスターしておくことは大前提。

ひらがなをマスターしたあとに、カタカナの学習に入るようにするとスムーズに学習が進みますよ。

カタカナ学習の始め方

「ひらがな・カタカナの学習って、いつから始めればよいの?」

と迷っている親御さんも多いですよね。

「小学校でひらがな・カタカナを習う」とは言っても、ひらがなの場合、実際は3歳〜5歳くらいまでの間に読み書きをマスターする子が多いです。

カタカナも、ひらがなよりちょっと遅れて読み書きができるようになっている子が多く、小学校入学前にいくつかのカタカナまでわかっている子どもも増えて来ました。

しかし、「5歳になったからカタカナを覚えなさい!」「どうして覚えられないの!」など叱ったり、無理やり子どもにカタカナを教えたりするのはNG。

子どもが興味を持ったタイミングでカタカナを教えた方が、圧倒的に短期間で覚えることが出来ます。

そこで、家庭でカタカナ学習をするときの始め方をご紹介します。

  • STEP1
    まずは一画のカタカナから練習スタート

    カタカナを覚えるときは、無理にアイウエオから始めなくても大丈夫です。

    それよりも、最初は一画で書くことができるノやヘなどのカタカナから覚えていきましょう。

  • STEP2
    興味がある単語から覚える

    次に、子どもが興味がある単語のカタカナを覚えていくようにしましょう。

    食べ物の絵本で覚える
    好きな食べ物の名前から覚えていくのもおすすめです。バナナ・オムライスなど、子どもの好きな食べ物が載った絵本を通してカタカナを覚えていくのも楽しいですよ。

    好きなキャラクターでカタカナ学習
    アンパンマンやポケモンなど、子どもが好きなキャラクターの名前を覚えていくのもおすすめです。「ポケモン図鑑を見て、ポケモンの名前からカタカナを覚えた」「トーマスの名前でカタカナを覚えた」というお子さんもいるほど、子どもは好きなキャラクターの名前だったらどんどん覚えていくケースが多いです。

    ちなみにうちの子は、お風呂に貼るカタカナ五十音表でカタカナの読みを覚えました。

    大好きなトーマスの名前も載っているので、トーマスの名前とともに徐々にカタカナを読むことが出来るようになりました。

  • STEP3
    ひらがなに似ているカタカナから学習する

    前にも述べましたが、ひらがなに似ているカタカナ(ウ・カ・キ・セ・ヘ・モ・ヤ・リ)や、ひらがなと一部だけ同じ部分があるカタカナ(ナ・ニ・ノ・フ・メ・レ)から学習するのもおすすめです。

    ちなみに、カタカナは「ウ」と「ワ」、「ソ」と「リ」など、文字が似ているものを探して学習するのも良いでしょう。

  • STEP4
    苦手意識を持たせない!紛らわしいカタカナは定着するまで学習

    カタカナは、間違えやすくなかなか覚えにくい字形のものがいくつかあります。

    ・「シ」と「ツ」
    ・「ン」と「ソ」

    とくに「シ」と「ツ」、「ン」と「ソ」は小学校3〜4年生になっても間違える子どもが多く、カタカナに苦手意識を持ってしまうこともあります。

    最初にカタカナを覚える時に、しっかり「シ」と「ツ」、「ン」と「ソ」の表記が定着するまで学習していきましょう。

  • STEP5
    カタカナ学習のアプリで学習

    カタカナは、アプリを使って学習すると、苦手意識を持たずに楽しく学ぶことが出来ます。

おすすめのカタカナアプリ

はじめてのひらがな・カタカナ(対象年齢:2歳〜)

こちらは、なぞって覚えてるタイプのカタカナアプリです。

こんな人におすすめ
  • なぞりながらカタカナを覚えたい人
  • イラストや音声で楽しくカタカナを学習

ひらがなとカタカナを書きながら覚えることができる知育アプリ。

指で文字をなぞりながら、ひらがなとカタカナの読み書きを学習しましょう。

関連する単語がイラスト・音声付きで出てくるので、飽きることなく学習を続けられます。

たのしい!カタカナ(対象年齢:4歳〜)

たのしい!カタカナも、点線をなぞりながら学習するアプリです。

こんな人におすすめ
  • 書いてカタカナを覚えたい人
  • イラストや音声で楽しくカタカナを学習させたい人

点線をなぞっていくと、カタカナとかわいいキャラクターが出て来ます。

無料分はタ行までなので、1回課金すると「ン」までの文字を学習できます。

カタカナの練習も、1〜2行分で終わるように工夫されています。

なぞっておぼえる!ひらがな カタカナ(対象年齢4歳〜)

「なぞっておぼえる!ひらがな カタカナ」は、ひらがなとカタカナのフォルムや書き順を覚えていくことができるアプリです。

学習の途中でキャラクターも増えていくなど、お楽しみ要素も満載です。

こんな人におすすめ
  • 正しい書き順でカタカナを覚えさせたい人
  • アニメーションで楽しく覚えさせたい人

どんなカタカナの練習をすれば覚えやすいの?上手な覚え方を解説

子どもがカタカナの練習をする時、できるだけ楽しみながら学習してほしいですよね。

カタカナが読めるようになったら、子どもだけで読めるようになる本もぐんと増えますし、オノマトペ(自然界の音や声、物事の動きや状態などを音で表したもの)がたくさん書かれた絵本も読めるようになるため、想像力や情緒がぐんと育ちます。

そこで今回は、上手なカタカナの練習方法についてご紹介します。

カタカナの読みの練習について

まずはカタカナの読みから練習します。

いきなり書くことから始めると、子どもにとってはかなり負担です。

文字を書く作業とは

  • 手でものを持つ
  • 頭の中にある文字をイメージして手で書く

この2つの作業をしなくてはいけないので、まずは読みがひと通りできるようになることを目標にしましょう。

カタカナが読めるまで

  1. カタカナの文字の形を覚える
  2. 文字の形と形と音を結びつける
  3. 発声する

カタカナが読めるようになるためには、カタカナの形を覚えることが大切です。

カタカナの形を覚えたら、次は読み(音)と結びつけられるようにしましょう。

カタカナの書きの練習について

文字の形を覚えて読むことができるようになると、ここからはスラスラと書けるようにもなります。

ただし、子どもは筆圧が弱いですので、書く練習をさせるよりは、まずは自分がイメージした線や形が描けるようになってからにしましょう。

カタカナを書く練習をスタートする目安

  • 線・形を書ける
  • いくつかのひらがなが書ける
  • 自分の名前をひらがなで書けるようになっている
  • カタカナを覚えるようになった

また、鉛筆で書くのが苦手なお子さんは、お絵かきをたくさんして筆圧を強くしていくことからチャレンジするのもおすすめです。

子どもが熱中しない時は?遊びながら学べるカタカナグッズを紹介します

カタカナを学習するためのに、子どもが楽しく勉強できるようにサポートするカタカナグッズやおもちゃなどもあります。

ここでは、うちでも使ってみて良かった!と思ったものをご紹介していきます。

幼児に人気のドラえもんのドリル。

ひらがなとカタカナの練習が出来ていくので、着実に文字を覚えていけます。小学生の国語の授業が楽しみになりますよ。

女子に人気のすみっこぐらし。

我が家でも入学準備として、年長の夏休みにチャレンジしました。ところどころに、すみっこぐらしのキャラクターがいるので楽しく学べていました。

子どもはタブレットが大好き!

このトーマスのタブレットは、トーマスの声で文字を教えてくれるので、楽しくひらがな・カタカナの字形や書き順を覚えながら書く練習が出来ます。

我が家はやんちゃな子ども2人が使ってましたが、取り合いになるほど夢中で学習していました。

ママ・パパ世代からもある学研のあいうえおタブレット。

これでひらがな・カタカナを学んだ人も多いと思いますが、シンプルでわかりやすいだけでなく文字・書き順・音声・録音なども出来て、機能性も良いです。

カタカナは小学生のいつまでにマスターしておきべき?

カタカナは、小学生で習うことですので、最終的には小学生の2学期までにマスターしておけば大丈夫です。

ただ、今の小学生の授業は、突然お休みになることもあり、授業が凝縮されていることから、授業進度がかなり早まることも予想されます。

なので、ちょっとだけ余裕を持たせたいと思うのであれば、親子で入学前から少しずつひらがな・カタカナの読み書きにチャレンジしておくことをおすすめします。

ただし、子どもの成長は個人差があるので、必ずしも小学校入学までに文字の読み書きが全員が出来ていなければならないということはありません。

さらに、小学生の2学期の時点でカタカナをマスターしていなかったとしたら、長期休みなどに親子でカタカナ学習にチャレンジすれば良いので、焦らなくても大丈夫。

時間が出来たら、少しずつ親子でカタカナ学習に取り組んでみることをおすすめします。

親子で楽しく学習がおすすめ!一緒に楽しむことを忘れずに!

カタカナは楽しみながら学習することで、覚えるスピードがどんどん上がります。

文字を覚える時は、親子で楽しんで学習するのがポイント。

ひらがなのあとに覚えるカタカナは、親子でクイズ形式にして楽しみながら覚えていくのもおすすめですよ。

カタカナ学習は、似たような形や文字の違いを意識することで、覚え間違いの予防になります。子どもがカタカナを学ぼうとしている時は、隣で声かけしてあげながら、親子で一緒に楽しんでカタカナ学習に取り組んで下さいね。

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