大学生のみなさん。大学が家庭教師バイトの斡旋をしているってご存知でしたか?
家庭教師だけでなく、他の職業や就職などの紹介・斡旋も行っています。実はほとんどの大学には生協や学生支援課などが存在しています。
大学が行っている家庭教師紹介とは?
大学の生協や就職支援課などが在籍している学生に対して、就職先やアルバイトなどの働き口を紹介するサービスです。
家庭側としては確実に申し込んだ先の大学に通う生徒が応募してくれるので、子供の志望校の先生や、難関大学の先生にこだわりがある人には良い。多くの大学が家庭へのサービス提供を有料としています。
※生協自体がない大学も珍しくないが、その場合生協ではなく厚生課や厚生係などが行っている場合もあり。
派遣会社と大学の紹介とではどっちがお得?
多くの家庭教師センター(派遣会社)があるにもかかわらず、大学からの紹介があるのでしょうか。
ここでは家庭教師センターへ登録する場合と、紹介を利用した場合の違いについて考えてみましょう。
大学生協を利用して家庭教師になるメリットとデメリット
大学生協を利用するメリット
・時給が家庭教師派遣会社よりも良い場合が多い
但し大学によっては月謝は一律の場合もある
大学生協を利用するデメリット
・常に依頼者がいるわけではない上に、多くの場合一つの依頼に対しての応募が多く競争率が高いため、すぐに仕事が見つかるとは限らない
(家庭教師派遣会社に登録と併用がおすすめです)
・選考以降は生協は介在しない場合がほとんど、サポートがない
・新入生に対しアルバイト紹介を行っていない大学も多い
大学生協の家庭教師は個人契約
生協を利用した場合の契約に関して
大学生協の多くは家庭の紹介のみ、家庭と生徒(家庭教師)の個人契約となる
個人契約に関しての詳細はこちらを参考にしてみてください。
家庭教師バイトの個人契約を確実に決める方法とトラブル回避技
通学している大学の家庭教師紹介を受ける方法
採用までの主な流れ
実際の家庭教師紹介の流れは以下のようになっています。
- 大学の生徒を家庭教師として迎えたい家庭が、その大学の生協に依頼する。
- 学生が紹介を受ける為に求人票を登録(エントリー)する。
- 掲示された依頼内容から、希望の案件を見つけるor登録した求人票にマッチした案件を生協側から提示される。
- 案件先の家庭と自分で連絡して面談等を行い、詳細を確認し実際に働くかどうかを決める。(条件などを交渉してもよい大学もあるが、賃金は学校から指定されている所が多い)
- 案件が決まった場合はお仕事開始。決まらなかった場合は再度案件を探す。
各大学ならではのシステム
幾つかの大学が行っている家庭教師の斡旋について紹介します。
北海道大学
選考~契約まで生協が仲介する。合否結果の連絡は生協が仲介、契約書の控えを生協が保管。
http://hokudai-roomguide.net/katekyo/
横浜国立大、長崎大学
生協から紹介状が発行されるのでそれを持って訪問(面接)
http://www.univcoop.jp/ynu/info/job.html
大阪大学、早稲田大学
家庭教師の募集情報をインターネット上(学生専用のサイト)で確認できる。希望者は窓口で詳細情報を閲覧する事が可能。
http://www.osaka-univ.coop/service/21_4.html
慶應義塾大学
共済部がTwitterで家庭教師を含むアルバイト情報を配信
https://twitter.com/kyosaibu
詳しくは在学中の大学ホームページを確認してみましょう。
通学していない他の大学で家庭教師紹介を受ける方法
依頼者(ご家庭)の連絡先を受け取る際に、生協組合員証や学生証の呈示が必要になるので、その大学に通う学生以外の応募は不可でしょう。