日本で困っている外国人を見つけた時に助けたい!どうやって話しかけるといいの?

日本で困っている外国人を見つけた時に助けたい!どうやって話しかけるといいの?

道端や駅などで困っている外国人旅行者を見かけたことはありませんか?

その外国人が、道に迷ったり、行き方がわからなかったりしているんだろうなと思いながらも、どうやって話しかけたらいいのかわからなくて、相手を助けることができなくて残念に思われた人もたくさんいると思います。

そこで、困っている外国人に話しかけて、助けてあげる時に役に立つフレーズをご紹介したいと思います。

外国人が困っているのを見つけた時、どうすればいい?

数年前に比べて、日本を訪れる外国人観光客の数は増えました。特に東京・大阪・京都などの観光都市では、街で困っている外国人を見かける機会が増えてきました。

2020年には東京オリンピックも開催されますから、外国人観光客の数はますます増えると思われます。街の中で地図を広げていたり、明らかに何かに困った様子をしている外国人がいたら、自分から話かけてあげましょう。

外国人観光客は、日本に観光に来て、道に迷ったりして、勝手がわからず困っているものなのです。どんなにオープンに見える外国人も、海外旅行先にいると【相手の文化は自分の文化とは違う】と遠慮してしまうこともあるようです。

例として、私の外国人の友人で日本に旅行に行ったことのある人のエピソードをご紹介します。

彼は東京駅に一人で降り立って、半日自由時間があったため、一人でプチ観光をしようと思っていたのですが、まずは東京駅の広さに圧倒されたそうです。

ハロティくん

駅の中に英語のサインがあったでしょう?

ススムくん

たくさんあるけれど、何がなんだかわからなかった。

ハロティくん

HATOバスに乗って観光したら良かったじゃないの?

ススムくん

そこにすら行けなくて、皇居まで歩いて行って、お堀の周りをブラブラして、東京のステーションの中にあるショッピングモールを見て、スタバで時間を潰してたよ。

ハロティくん

誰かに行く道を聞けなかったの?

ススムくん

誰に聞いていいかわからなかったし、なんだか面倒臭くなって、スタバでゆっくりしている方が楽だった。

私の友人はフレンドリーで知らない人に話しかけるのは全然問題ない人なのです。でも、東京駅あたりで、日本人が早足でバタバタと歩き回っていて、【話しかけるなオーラ】がバシバシと出ていたため、とても話しかける雰囲気ではなかったらしい。

その後、彼は待ち合わせていた別の友人と会い、やっと観光することができたのですが、【半日無駄にした。なんとも哀しい経験だった】と言っていました。

彼はレンタルwi-fiも持っており、オンラインの地図も見ることができたのですが、とにかく大都会のサイズに圧倒されて、迷いに迷ったそうです。

私の友人のように、誰かの助けがあったら、旅行先で目的地までの移動がスムースに行くというケースは多いと思います。

困っている外国人にどんな風に話しかけたらいいの?

前述の私の友人のように、助けを必要としていても、異国の地で誰かに話しかけるのは億劫になりがち。こちらから声をかけてあげると喜ばれるでしょう。断られるということはないと思いますが、時には外国人観光客に以下のように言われることもあるかもしれません。

I am OK.
私は大丈夫だから。気にしないでくれという意味合いです。

それは、相手がこちらからの助けを無下に断っているわけではなく、【自分で頑張ってみよう】と努力している最中なので、気にしないでくれと言っているだけにすぎません。相手に断れたとしても、あまり気にしないで。外国では治安が悪い国では、旅行者を騙そうとして話しかける現地の人がいる場合もあります。

【知らない人に騙されてはいけない】と、単に警戒しているだけかもしれません。

それでは、困っている外国人旅行者に声をかける時の万能の例文集をあげてみます。

May I help you?
Do you need help?

何かお困りですか?

Are you ok?
大丈夫ですか?

道を尋ねられる時によく使われる英会話や英単語

外国人旅行者が話しかけてくるとしたら、

Excuse me.
すみません。

MEMO
ちょっといいですか?のニュアンスです。道を尋ねる時の質問は、大きく分けると以下の2つのどちらかになります。
  1. 場所・行き方を教えてください。
  2. この辺りに〜があるか教えて欲しい。

場所や行き方を聞かれる場合

Could/Can you tell me where 〜is?
〜はどこにあるのか教えてもらえますか?

Could you tell me how to get to 〜?
(〜への行き方を教えてもらえますか?)

Do you know where 〜is?
(〜はどこにあるか知ってますか?)

How do I get to 〜?
(〜へは、どうやって行ったらいいですか?)

MEMO
上の例文の“〜”の中には、場所の名前が入ります。飲食店・デパートの名前・銀行の名前などの固有名詞が入ることもあります。


*Tokyo Station
東京駅

*Tokyo Tower
東京タワー

*Shinjuku Lumine
新宿ルミネ

*Osaka Castle
大阪城

周辺のことを聞かれる場合

Is there a 〜 nearby / near here?
この辺りに〜はありますか?

MEMO
Is there a 〜?の質問文では “〜”の中には、不定冠詞”a 〜”がつく“加算名詞(数が数えられる名刺)“が入ります。特定の名詞を聞いていないため、theは使いません。
注意
一般にはa(n) のつくもの、複数になるもの、数詞がつくものが可算名詞とされています。

*a train station

*a shopping mall
ショッピングモール

*a post office
郵便局

*a cash machine, an ATM
現金預け払い機

ATMの意味は、銀行や郵便局などの現金自動預け払い機
【Automatic Teller Machine】の略

*a bookstore
本屋

Where is the closest 〜 ?
一番近い〜はどこですか?

MEMO
この〜の中には上で挙げた可算名詞が入ります。

The closest station? であれば、最寄りの駅ということになります。
 

駅で目的地への電車の乗り方を知りたい場合の会話

日本人が外国の名前を覚えにくいのと同じで、日本の名前は外国人にとってとても覚えにくいです。私の外国人の友人によりますと、【舌を噛んでしまいそうな名前】なんだそうです。

目的地へ行くための路線・降りる駅を聞きたい場合

基本的な例文
Could you tell me how to get to 〜?
〜への行き方を教えてもらえますか?

How do I get to 〜?
〜へは、どうやって行ったらいいですか?

Excuse me, how do I get to Yoyogi Station?
すみません、代々木駅にはどうやって行ったらいいですか?
一番簡単なのは、路線図を見ながら教えてあげること。

Which line should I take?
どの路線を使えば良いですか?

Which line goes to Ochanomizu?
どの路線が、御茶ノ水まで行きますか?

Let’s look at the train map (route map).
電車路線図を見てみましょう。

MEMO
電車路線図を見ながら説明するのが一番楽です。

乗り換えを教えてあげる時は、駅や路線の固有名詞で教えるより、路線なら「赤」や「緑」などの色の名前で、駅なら「◯個先の駅」や駅番号など数字で教えてあげると親切です。

You see the red line on the map. That is Marunouchi line.
赤い路線が地図で見えますね。丸ノ内線です。

Take the red line (Marunouchi line) to Shinjyuku.
新宿まで、赤い路線(丸ノ内線)に乗ってください。

乗り換えのやり方を教える場合

To go to Ginza Station, you should change trains twice.
銀座駅に行くには、2回乗り換えが必要です。

Change the train at the third station from here.
電車を、ここから三番目の駅で乗り換えてください。

You should change the train at Umeda (Station).
電車を梅田駅で乗り換えてください。

Switch to the Marunouchi Line at Otemachi station.
大手町駅で丸ノ内線に乗り換えてください。

Transfer to the Yamanote Line at Ueno Station.
上野駅で山手線に乗り換えてください。

Get off the train at the number 4 station.
電車を4番の駅で降りてください。

電車に乗っている時、降りる駅を聞きたい場合

Excuse me, does this train go to Osaka Station?
すみません、この電車は大阪駅に向かっていますか?

急行を普通に乗り換えないと行けない場合には、
The express train doesn’t stop at that station. You should change the train at the next station.

ハロティくん

観光客用のインフォメーションセンターがある駅も最近では増えてきていますので、そこに連れて行ってあげても良いですね。

I will take you to the information center.
インフォメーション・センターにお連れします。

駅員さんに聞きたい場合は、
Let me check with the station staff.
駅員さんに確認しますね。

英単語がわからない場合は、慌てずに電子辞典を使うと便利です。

例えば、Weblioと呼ばれる、オンラインの英和辞典・和英辞典があります。著名な研究社新和英中辞典・斎藤和英大辞典などを持ち歩く必要はありません。Weblioは、自分のEmailを入れれば、無料で登録できます。どこでも持ち歩けるオンラインの辞書があれば、単語がわからない場合も、その場で英訳する道具があるので安心です。

ハロティくん

単語がわからなくて辞書でチェックしたい時も、相手の外国人にちょっと断ってあげると、相手は気にしませんよ。

Let me check the word in the dictionary.
辞書で単語を調べますね。

MEMO
駅でよく使われる英単語について
  • 改札口:ticket gate
  • 駅事務所:station office
  • 券売り場:ticket office
  • 特急券売り場:Limited Express ticket window
  • 券売機:ticket(vending)machine
  • 待合室:waiting room
  • 忘れ物取扱所:lost and found
  • コインロッカー:coin locker
  • 案内所:information center
  • 出口:exit
  • バス乗り場:bus station
  • タクシー乗り場:taxi stand

街中で目的地への行き方を知りたい場合の会話

道を尋ねられた時、コミュニケーションを取る方法が色々あります。それぞれの場合に応じて、道案内をしてあげましょう。

目的地が遠い場合

マップなどを見ながら目的地まで連れていく場合は、指差しで示すわけには行きません。その場合、相手を目的地に連れて行くことを提案してみましょう。

I will take you there.
私がそこまでお連れしますよ。

Shall I go with you?
Can I go with you?
あなたと一緒に行きましょうか?

ハロティくん

上のように言って、相手を目的地まで連れて行ってあげましょう。

GPSマップを利用する

近頃では、グーグルマップ等のGPSマップを使う人が多くなって来ました。

そこで、このGPSマップを使わない手はない! 道案内の情報源として最適です。地図を尋ねて来た外国人旅行者にグーグルマップを見せれば、英会話をしようとして汗をかかなくてもすみます。

Give me a second (a moment), I will find the directions on Google Maps.
ちょっと待ってください。グーグルマップで方角を確認しますね。

注意
Give me a second、 a second =1秒
1秒ください、ということで、ちょっと待ってくださいと時間稼ぎをすることができます。a second の代わりに、a momentを使うこともできます。

Let me see, I will check that on Google Maps.
そうですね、グーグルマップでチェックしますね。

注意
Let me see.
ちょっと待って(考えさせて)、というニュアンスがあります。この表現も時間を稼ぐのに便利。英語で話しかけられて、ドキドキしてしまったら、なるべく時間を稼いで、その間に落ち着いて答えを探しましょう。

自分で道案内をしてみる

もし間違っていたとしても、ある程度の単語が文の中に並んでいれば、相手に伝わりますよ。ギブ・イット・トライ!(Give it try!=試してみよう!)

The quickest way is to 〜.
最も速い行き方は〜。

The best way is to 〜.
最も良い行き方は〜。

The easiest way is to 〜.
最も簡単な行き方は〜。

MEMO
〜には、動詞+名詞が入ります。

例として、道案内に使えそうな具体的な表現を下記で挙げてみましょう。

道案内の具体的な道のりを説明するには

*Go straight =まっすぐ進む
Go straight down this street and you will see a post office on the corner.
角にある郵便局が見えるまで、この道をまっすぐ進んでください。

*turn right=右に曲がる/ turn left=左に曲がる
Turn left at the traffic signal.
信号を左に曲がってください。

*cross=反対側に行く
Cross the street.
道を渡って反対側に行ってください。

目的地の場所を伝える場合

*next to = 次
It’s next to McDonald’s.
マクドナルドの隣にあります。

*between = 間
It is in between Daimaru and Mitsukoshi.
大丸と三越の間にあります。

*opposite=向かい
It is opposite to Kyoto Station.
京都駅の向かいにあります。

*on = (〜通りに)ある
It is on Yaesu Street.
八重洲通りにあります。

*near = 近くに
It is near the Sony Building.
ソニービルの近くにあります。

*____th corner = __個目の角を
Turn right on the 2ndcorner.
二番目の角を右に曲がってください。

*destination =目的地
Your destination is on the left side.
目的地は左手にあります。

注意
具体的にどれくらい時間がかかると、相手に伝えると、だいたいの目安になります。
It takes about __ minutes.
大体、__分くらいかかります。

目的地がわからない場合

目的地がわからない場合は、相手のために情報を調べてあげることもできます。

ススムくん

How can I get to 場所?
場所にはどうやって行けば良いですか?

ハロティくん

Give me a sec. I will look it up for you.
ちょっと待って。調べてあげます。
MEMO
文末に
on the Internet=ネットで
in the dictionary =辞書で
何で探すか、その方法を文末につけても良いです。

I will google it
ネットで検索する(ググります)
と言えば、もっと「自然な英語」に聞こえます。

努力してもわからない場合もあります。その場合は、黙っていたり、ごまかし笑いをするより、潔く「わからない」と伝えましょう。

I am sorry, I am not sure.
ごめんなさい、よくわかりません。

注意
I don’t knowでなく、”I am not sure.”を使いましょう。
I don’t knowだと、直接的になり「私はわからないんだよ」と言うニュアンスになります。I am not sure.だと、「確かではないんですよ」とやんわりとした響きになります。

I am sorry, I am a stranger here.
ごめんなさい、私はこの辺り(の地理)は、あまりわからないんです。

注意
A stranger = 見慣れない人。この辺りには、あまり来ないんだよ、のニュアンスになります。
それか、自分もその土地に精通しているわけでなく、滞在している場合なら、A visitorと言えます。

I am a visitor here.
A visitorというのは、社交・用務・観光などのために,訪問地にしばらく滞在する人のことを言います。「こちらには滞在しているんですよ」のニュアンスがあります。

言葉が通じない時はボディランゲージも使ってみよう

言葉が通じない時は、ボディーランゲージも、体の言葉というではありませんか。立派な言葉のうちです。方向を指してあげたらよいのです。道のりを答えようとすると、長い説明になります。

これは、英会話に慣れていない場合は、日常英会話に慣れていないと非常に苦労することになります。そこで、指差しと簡単な一言英語で、道案内ができます。

That way.
It’s that way.
Over there.

あちらですよ。

使うときは、方向を示しながら言いましょう。
目的地が近い場合のみ使えますが、答えないよりずっと親切です。

最後に雑談を交えて会話を弾ませてみよう

相手がフレンドリーで、道を急いでいないようであれば、ちょっとお愛想程度に軽い雑談を入れてみましょう。あくまでも、相手のプライバシーに触れないようであれば、軽い雑談はOKです。

Is this your first time in Japan?
日本は初めてですか?

Which cities are you going to visit?
質問:どの都市を訪れるのですか?

Osaka, Kyoto, Kobe.
答え:大阪、京都、神戸です。

ハロティくん

道案内をする時には時間が限られるので、長い「日本紹介フレーズ」は使えないかもしれませんが、相手が話に乗ってくる場合もあります。

Do you think I should include Nara?
質問:奈良も入れた方が良いと思いますか?

Yes. Nara is one of the oldest cities in Japan.
It is famous for a huge statue of Buddha.

That is 15 meters high and it weighs 250 tons.

答え:奈良は日本で一番古い都市です。
大仏で有名です。

15メーターの高さがあって、250トンの重さがありますよ。
のように、ちょっとした会話が楽しめます。

ハロティくん

また、助けた人との別れ際、日本では「どういたしまして」のみで終わることが多いと思うのですが、外国人は必ずそれに一言入るのが普通です。
Have a nice day.
よい一日を!

Enjoy your stay in Japan.
日本での滞在を楽しんでくださいね。
などの言葉をかけて、笑顔で手を振って別れましょう。

困っている外国人を見つけたら積極的に話しかけてみよう

あなた自身も、親切な人に旅先で出会って助けてもらい、その国・都市の印象がまるで違ったことはありませんか? 私の周りの外国人のほとんどが「日本人はとても礼儀正しい」というイメージを持っています。

旅の後でも、「日本が好き」・「日本にまた来たい」と思ってもらうためにも、外国人旅行者に優しく接していきたいものですね。特に、東京オリンピックのような国際的なイベントがある時に、日本人の一人一人が、親善大使になれたら素敵ではありませんか?

そして、道案内をすることで、英語力が伸びるのであれば、こんなに一石二鳥のことはありませんよね!

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