学校に外国人留学生がいて、お友達になってみたいと思ったことはありませんか?でも、【どうやってお友達になったらいいの?】と悩んでしまったり、【なかなかきっかけが掴めない】と感じている人たちも多いと思います。
留学生とお友達になることで、自分と違う文化に触れることもできるし、自分の世界観も広がることは間違いありません。そこで、【留学生とお友達になる方法】について、詳しくご紹介してみたいと思います。
話しかけるのは怖くない!留学生は日本人とたくさん話したいと思っている!
留学生に話しかけるって、なんだか勇気がいるなあと思っている方もいらっしゃいますよね。英会話をすると考えただけで、恐怖を感じてしまう場合も多いと思います。
自分は、【英語ができない】、【語学力がない】、【英語の発音も悪い】から、【外国人に笑われるかも】と躊躇してしまうことが多いのだと思います。でも、外国人留学生に話しかけるのは、全然怖くありません。
何故なら、留学生は日本に来て【日本の文化に触れて、日本人とたくさん話したい。日本人の友達が欲しい】と願っているからです。元々、外国人が日本に留学するきっかけは、【日本に興味がある】・【日本文化を学びたい】という気持ちがあってのこと。
さゆり先生
留学生は話しかけられて引くなんてことはあり得ない!
日本人は、【知らない人に話しかける】ということが失礼にあたると思いがちです。一般的に外国文化では、他人から話しかけられることを嫌がることは少ないです。
例えば、欧米では公共交通機関に乗っている時に、他人と目が合ったとしても、にっこり笑って【HI!(やあ)】と笑ってくれますし、【今日はどんな具合だい?】と会話が始まることも稀ではありません。
さゆり先生
アメリカ人
アメリカ人は他人と会話するのにオープンなお国柄。アメリカ人は、もちろんシャイで閉鎖的な人・人付き合いが苦手な人もいますが、比較的オープン(開放的)でフレンドリーです。コミュニケーションは欠かさないようにしています。
私はアメリカの大学で勉強していた時に仲良しのクラスメートに、はっきりと言われたことがあります。「黙っていると、皆はあなたが何も理解していないと思うわよ。発言しないと」と。
アメリカ人は自分の意見を交換して議論するのが大好き。パーティなどで、多くの人と一緒に過ごして楽しみます。【話してナンボ】の世界なのです。
笑顔や、ちょっとした会話は礼儀の一つとして、「お元気?」って言っているのと同じです。偽りで無理してやっている訳ではなく、逆に知らない人と目が合った時に、【愛想の一つもなかったら、礼儀正しくない】と思うところがあります。
オーストラリア人
オーストラリア人は、大陸のおおらかさがあるのか、【ポジティブで明るい】です。オーストラリア人は、よく口にするのが「No problem(問題ないよ)」と「No worries(気にするな)」です。小さいことにこだわらない気質があります。
その他、オーストラリア人がよく口にする言葉に【Mate】があります。【Mate】という言葉は、仲間や同僚など同等の人という意味があります。(オーストラリア(オージー)イングリッシュでは“マイト”と発音します)と呼びあう独特の連帯感、マイトシップがあります。
初対面でもどんな年齢差があっても「グッダイ(Good dayのオージーイングリッシュ発音)、マイト!」と気さくにお喋りし、助け合います。
女性には「マイト」と呼びかけてはいけません。あくまでも男性相手にとどめておきましょう。
ベトナム人
ベトナム人は北部出身と南部出身で気質が違います。ベトナムは南北に伸びたS字型をしていますが、歴史的背景もあり北部と南部で文化が異なるため、人々の気質・性格も変わってきます。
北部で最も大きい都市は、ベトナムの首都であるハノイ。南部で最も大きい都市は、実は首都のハノイよりも大きいと言われる都市、ホーチミンです。
北部の人は真面目な人が多く、勉強して専門的な知識を身につけようとするタイプです。真面目だからこそ、初対面では壁を作っていることもあるかもしれません。一度一緒に食事をして、親しくなれば親身になってくれて、深い付き合いができる場合が多いです。
南部の人は楽観的で細かいことはこだわりません。とても親しみやすいタイプが多いから、初対面でも意気投合することがあります。日本でと例えれば、ハノイの人は東京の人のイメージ。ホーチミンの人は、大阪や南国(九州・沖縄)の人のイメージです。
さゆり先生
英語を学びたい人にとって日常会話で英語を使うことは語学向上に繋がる!
英語力を上げたい時、まずは日常生活で英語を使うことが鉄則です。日常生活で英語を話すと、外国語を学ぶ上で上達するスピードが驚くほど上がります。
さゆり先生
別の例として、海外事業で語学留学を斡旋している機関がたくさんあります。これらが斡旋する語学留学とはどのようなものでしょうか。語学留学の内容は様々で、目的によって詳細が変わってきます。
【1−2週間の短期期間で英語に触れてみたい】、【TOEICスコアをアップしたい】、【海外の高校・大学に進学したい】等、色々なケースがあるでしょう。でも、どの目的であっても根本にあるのは、語学留学で海外に行くと、生きた英語を学ぶことができるということ。
その中で、ホームステイといって、海外の現地家庭で生活をすれば、海外で生活体験をして英語環境の中で、生きた英語を学ぶことができます。
さゆり先生
英語を読むのは大丈夫だけど、話すことができないという人はたくさんいます。一生懸命、文法・発音を机の上で学んでも、いざという時に口から文章が出てこないのは、頭の回路に集中してしまい、パニックになってしまうことも多いせいだと思います。
日常会話で、その時の状況に応じて、英語を使うと、条件反射のように英語を覚えることができます。「自然に口をついて出てくる」という状況になったら、知らないうちに英語が話せているということになります。
友達や恋人になることが英会話上達の中でも最も近道!
昔、留学していた女性の友人が【男は英語の肥やし】と冗談で言っていました。これはちょっと下品なジョークですが、ある意味ポイントをつかんでいます。
友達や恋人になると、コミュニケーションを取りたいため英会話を使わざるを得ないですよね。生活に密着した英語を使うようになります。自分が大好きな外国人の友人・恋人のために、【自分の気持ちを相手に伝えたい】という気持ちがあるため、心のこもった英会話をしようと努力しませんか?
外国人の友人・恋人ともっと仲良くなりたいと思う気持ちが、外国語を学ぶときのスピードを圧倒的に早めることができます。留学生の友人・恋人を作ることが、「生きた英語」が身につくためのベストの近道となるのです。
話しかける時にはどんな風に声を掛ければいいの?
日本に滞在している外国人たちは日本人は英語が苦手だということは、だいたい知っていると思います。だから、あまり発音とか文法とかを気にせず、こちらから話しかけてみましょう。だいたいの外国人は「話しかけられること」を嫌がる人は少ないと思います。
話の対象になっているということは、相手が自分に興味を持ってくれているのだという気持ちになり、心理的にも喜びを覚えるはず。
もちろん、個人的なことを初対面で、他人に聞くということは避けた方がいいでしょう。日本では何気なく聞くことも、外国人にとったら「初対面で、そんなこと聞くのは信じられない」と思われる質問もあります。一番気をつけたいのが「年齢」、「政治・宗教」、「体型(身長・体重等)」。
例としてあげると、北米では仕事のインタビューで提出する履歴書にも年齢を書き込む欄はありません。インタビューで仕事を応募する人に「年齢を聞く」ことも法的に禁じられています。
さゆり先生
初対面での会話で使えるフレーズ
まずは、相手の名前・出身国・日本に留学した理由とか、初対面の会話は、「相手のことを知りたい」という質問をしてみましょう。話しかける時は、天気のことを言うのもいいですよ。天気の話題は、万国共通ですから。
挨拶で使えるフレーズ
Hi, how are you doing?
やあ、調子はどう?
How are you?でも良いが、How are you doing?の方がかなり自然に使われています。
What’s up?
調子はどうだい?
アメリカでは挨拶がわりに使われています。上記の“How are you doing”よりもカジュアルな感じになります。年齢的には30歳くらいまでの若い世代に使われていることが多いです。
It is a nice day, isn’t it?
天気、いいねえ
相手の名前を聞く時に使えるフレーズ
May I ask your name?
名前は何て言うの?
What is your name?
あなたの名前は何て言うの?
相手の出身地について聞く時に使えるフレーズ
Where are you from?
あなたの出身はどちらですか?
Which part of Canada are you from*?
カナダのどこ出身なの?
*には、相手の国名を入れましょう。これは、相手が「出身国」を答えたら、国の中のどの都市かを聞く時に使います。答えは、例えば、“Vancouver=バンクーバーだよ”と返って来ます。
How is the weather at home?
あなたの故郷の天気はどんな感じ?
故郷=in hometownと言うより、at homeの方がナチュラルです。
日本の印象を聞いてみる時に使えるフレーズ
Is this your first time in Japan?
日本は初めてですか?
How do you like Japan?
日本はどう(好き)?
How long will you stay in Japan?
どれだけ(どれくらいの間)日本にいるの?
相手の趣味について聞いてみる時に使えるフレーズ
Do you have any hobbies? (What are your hobbies?)
趣味は何ですか?
暇な時間に何をしているというより、水泳、ハイキング、ジムに行く等のアクティビティについて聞く場合の質問です。
How do you spend your free time?
暇な時間は何をしているの?
What do you do for fun?
あなたは、どんなことをして楽しみますか?
質問がわからない時、相手に聞き返す時に使えるフレーズ
日本人の悪い癖は、ごまかし笑いをするところです。質問がわからなかったら、逆に相手に聞き返す方が礼儀正しいです。
外国人は知ったかぶりをされるよりも、はっきりわからないと言われるほうが気分がいいです。そうすればきちんと質問を繰り返してくれます。遠慮せずきちんと質問する方が、会話を真剣にしているという印象を、相手に与えることができます。
相手にもう一度言って欲しい時
Pardon me?
Sorry?(イギリス英語)
Excuse me? (アメリカ英語)
もう一度言ってください(聞こえません、というニュアンスがあります)
ポイントは、どれも語尾を上げて発音すること。語尾を下げてしまうと、「御免なさい」・「すみません」と言っているように聞こえてしまいます。
Could you repeat that?
Could you say that again?
もう一度言ってもらえませんか?
Could you?を文頭につけることで、丁寧なフォーマルな感じが出ます。
What did you say?
なんて言ったの?
Say that again?
もう一回言って
What is that?
なんだって?
これらは、前述のCould you?よりも、もっと親しい友人同士で使う表現です。
- Who(誰?)
- What(何で?)
- When(いつ?)
- Why(なぜ?)
- Where(どこで?)
- How(どうやって)
相手の言っていることがわからない時に使えるフレーズ
Sorry, I don’t understand.
Sorry, I don’t get it.
Sorry, I don’t know what you mean.
言っている意味がわかりません。
ストレートな表現ですが、文頭にSorryをつけますから、言い方や声のトーンが柔らかかったら、相手の外国人は気にしません。
Could you please speak more slowly?
Would you mind speaking more slowly?
もう少しだけ、ゆっくり話していただけませんか?
食事や遊びに誘う時に使えるフレーズ
外国人留学生と知り合えたら、友情と深めるためにも、一緒に食事や遊びに誘いたいですよね。その時に使える、お役立ちフレーズがあります。
What kind of food do you like?
どんな料理が好き?
Do you want to grab a bite for lunch(dinner)+(today/tomorrow/on the weekend)?
ちょっとランチ(ディナー)を食べに行かない?
今日、明日、週末と、いつ行きたいかと具体的に日時を指定して聞くこともできます。その場合は、文末に曜日等を入れてみてください。
Do you want to grab a bite for lunch(dinner)? (today/tomorrow/on the weekend)?
ちょっとランチ(ディナー)を食べに行かない? (今日、明日、週末)
Are you free to have lunch(dinner)? (today/tomorrow/on the weekend)?
ランチ(ディナー)を食べに行く時間ある? (今日、明日、週末)
There is a great café around here. Would you like to go for coffee?
ここらに良いカフェがあるんだ。コーヒーを飲みに行こうか?
大学生ならば、未成年でない場合もありますよね。 ちょっと飲み会というのもいいですよね。
Would you like to join me for a couple of drinks?
ちょっと飲みに行かない?
Are you free to go out for drinks?
飲みに行く時間ある?
その他、美術館・映画・スポーツを観に誘ってみましょう。
Do you like art museums? I know a great exhibition in Ueno. Would you like to join me?
美術館は好き?上野で素晴らしい美術展があるんだよ。私と一緒に行きませんか?
What are your plans this weekend? Would you be interested in joining me for a movie?
この週末に、何か予定はあるの? 映画を一緒に観に行かない?
Are you busy next weekend? If not, would you like to go to a baseball game at Korakuen (Korakuen Baseball Stadium)?
来週の週末、忙しい? 忙しくなかったら、野球の試合を後楽園球場で観ない?
That is a great T shirt*. Where did you get that?
そのTシャツいいねえ。どこで買ったの?
人間は褒められて嬉しくないことはありません。相手が身につけているものを褒めてあげましょう。*の中には、靴(shoes)バッグ(bag)、眼鏡(eye-glasses)等、色々と当てはめてみましょう。
Would you please take me to the store?
そのお店に連れて行ってくれますか?
さゆり先生
What time can we meet?
何時に待ち合わせましょうか?
留学生に話しかける時に最低限知っておきたい英会話のフレーズ
留学生に話しかける時に、最低限と知っておいたら、話が弾むというフレーズがあります。自己紹介もして、相手にも自分を知ってもらうことも大切です。
自己紹介の時に使えるフレーズ
相手にも、自分のことを知って欲しいですよね。「自分も海外に興味があるよ」ということを相手に伝えましょう。
I am Taro Suzuki*
私は、Taro Suzukiです
*のところには自分の名前を入れましょう。My name is XXXX は、フォーマルに聞こえ、あまり日常会話では使いません
Please call me Taro
タローと呼んでください
日本人の名前は外国人には発音が難しいケースが多いため、外国人が呼びやすいニックネームが好ましいです
Suzuki is my family name and Taro is my given name.
鈴木が苗字で、太郎が名前です
I have been to Canada*
カナダに行ったことありますよ
*のところには、相手の出身国名を入れましょう。
相手の出身国に行ったことがあったら、相手もより一層の興味を持ってくれるでしょう。
Nice to meet you.
初めまして
I am from Kyoto.
京都出身です
自己紹介で年齢を言う必要はないです。英語には敬語ということがないですから、年齢を聞いてくることはあまりないと思います。
I like *watching movies*.
私は映画を観るのが好きです
*__*には、好きなホビーを入れましょう。
例)
cooking (お料理をする)
playing the piano (ピアノを弾く)
playing baseball (野球)
連絡先交換の時に使えるフレーズ
助け人になって、「困っていることあったら、言ってね」と聞いてあげるのも、相手に思いやりが伝わります。
Do you need any help?
困ったことがある?
Let me know if you need any help.
困ったことがあったら言ってね
さゆり先生
Can I ask your cell phone number?
携帯番号を聞いてもいい?
Can you give me your e-mail address?
メールアドレスをくれる?
さゆり先生
Do you use line(twitter)?
ラインかツィッターを使っている?
How can I find you in Facebook?
フェイスブックのアカウントを教えてくれる?
さゆり先生
I’ll be in touch.
また連絡するよ
Keep in touch.
連絡を取り合おうね
今すぐ留学生と友達になって英語力を上達させよう!
英語が上手くなる人の特徴は、【コミュニケーションに対する意欲と学ぶ気持ちを持っている人】だと言えます。未熟な英語でもいいから、外国人と積極的にコミュニケーションを取ろうとする人は、英語の上達が早いです。
他には【積極的に練習の機会を作ること】が大切です。日本人は英語を話す機会がないから英会話ができないというのは、正しくありません。英語を話す機会を自分で作り出すことができたら、日本にいても英語力は驚くほど上達します。
今すぐ、留学生とお友達になりましょう! そして生きた英語を身につけてください!