子供がなかなか勉強をしてくれなくて・・・そんな悩みを抱えている家庭教師の先生はおられませんか?
子供が勉強に対して前向きに取り組んでくれないのにはいろいろな原因が考えられます。そのひとつに、活字がびっしり書かれた問題集や参考書を与えて勉強を教えているというケースが挙げられます。
そもそも子供は活字を読むのがあまり得意ではありません。マンガを日頃から読んでいる子はたくさんいても、活字でびっしり埋められた書籍を読み慣れているという子は少ないのではないでしょうか。
普段から読み慣れていないものは、それを前にしたとき抵抗が生じてとっつきにくいのも当然というわけです。
また、人生経験が浅い子供にとって、活字からの情報よりも、視覚に訴えるもののほうが理解をしやすいという事情もあります。絵やイラスト、グラフなど、ぱっと見て分かるものの方が、関心を持ちやすく頭にも入りやすいのです。
そういった点を考えたとき、なかなか勉強をしない子に子供に勉強させようと思えば、視覚に訴える資料を使って教えるのが効果的だと思います。
絵やグラフを多用する。
視覚に訴えるものといえば、絵やグラフを多用するというのも一案でしょう。
例えば、ノートに子供と一緒に絵を描きながら教えたり、色鉛筆を使ってカラフルなグラフを作成してみたり。そのように視覚に訴える情報は、子供が興味を示しやすいですし、右脳に刺激を与え記憶にも残りやすいというメリットがあります。
こういった手法を用いて家庭教師自身も楽しみながら指導を進めていくと、子供にもその楽しさが伝わっていつの間にか、勉強が好きになり成績が上がったというケースも少なくありません。
また、絵やグラフで勉強する一例として、一般的な歴史漫画などもおすすめですが、「セシルマクビースタディコレクションシリーズ」のような有名ブランドや漫画などとコラボした参考書もおすすめです。
さゆり先生
すっごくかわいいこの参考書のコンセプトはもちろん「かわいい!=勉強モチベアップ!」という物なのですが、内容も凄く充実していて、主要5教科1年分が1冊にまとまっていて、電車などの移動中でも読みやすいサイズとなっています。
太田
【5F・文具・学参】セシルマクビー×コレトの限定品とともに学研の『セシルマクビー スタディコレクション』中1~中3高校入試も発売中!オシャレに勉強したい女子におススメです。#セシルマクビー #コレト pic.twitter.com/L3xLexeKmK
— 芳林堂書店高田馬場店 (@horindobaba) 2016年8月5日
こういった教材も非常に効果が高い場合がありますので、おすすめしてみてはいかがでしょうか。
ゲームを利用する。
子供を勉強好きにするための工夫のひとつとして、穴埋め式等の問題を解かせるという工夫も効果があると思います。なぜなら、大抵の子供はクイズが大好きだからです。長い文章で答える問題が苦手な子でも、クイズ形式の穴埋め式の問題なら、がんばれる子も少なくありません。穴埋め問題はすぐに解答できますし、集中力のない子供でも集中力を保ちやすいのです。
なお、穴埋め式の問題を使って、ゲーム感覚で勉強を進めることができればさらに効果が高まるでしょう。勉強をすることが楽しいことだと感じてもらうことで、子供は自発的に勉強をするようになり成績アップにもつながっていくと考えられるからです。
また、実際にインターネット等で無料で利用できる学習ゲームを利用する事も効果的です。
YahooやNHKといった企業のウェブサイトにも小中学生向けの学習ゲームが公開されています。科目や学年別にカテゴリー別けされており、内容もかなり充実しています。
試しに遊んでみましたが、三択クイズのような一般的なものだけでなく、シューティング要素を含んだ学習ゲームなどもあり、大人の私でもなかなか楽しむことが出来ました。
是非一度試してみてはいかがですか。
アプリを利用しての記事はこちら 意外な方法で生徒をやる気にさせる3つの指導術
時には動画も。
現代はスマートフォンやパソコンが普及し、急速に通信環境も整っている時代です。子供は小さい頃からそういったIT機器に囲まれて育っていますので、それらを使わない手はありません。
例えばYOUTUBEの動画をうまく活用して、勉強を教えるのも効果的だと思います。活字や言葉で説明するのと違って、動画の場合動きがあり視覚に訴えることができます。「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、動画なら短い時間で多くの情報を伝えることができるのです。
例えば、社会を教える中で、京都の祇園祭について生徒に説明するとしましょう。「山鉾が京都の街中を練り歩いて・・・」と言葉で説明するだけではなかなか伝わらないかもしれません。そんなとき、スマートフォンかパソコンで祇園祭の動画を検索し、その様子を生徒に見せたらどうでしょうか。すると、祭りの内容を視覚を通して認識することができ、理解度が一気に高まるはずです。
以上のように、子供のやる気を高めるためには、家庭教師は、子供が興味を示しやすいスタイルで指導を進めることが重要だと思います。
そこでは、子供は視覚に訴えるものに興味を示しやすい傾向を活用して、絵やグラフ、穴埋め式の資料づくりなどをするのもよいでしょう。また、スマートフォンやパソコンで動画を使った指導も、視覚に訴えるゆえ効果があると考えられます。
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