現役大学生の皆さんやこれから大学生になる皆さんは、他の大学生がだいたい月にいくらくらい稼いでいるのか、気になりませんか?
今回は大学生の平均収入や、人気アルバイトの時給・月収について具体的な数字を元にお話ししたいと思います。
大学生バイトの平均勤務時間と平均時給を知ろう
アルバイトをしている大学生の割合は?
そもそもどのくらいの大学生がアルバイトをしているのでしょうか。
2016年の日本大学生活協同組合連合会のアンケートによると平均72%の大学生がアルバイトをしています。そして、アルバイトをしている学生の割合は毎年増加傾向にあるという結果もでています。
大学生の平均勤務時間と時給
大学生の平均勤務日数は週に2.7日、一日平均4.6時間だそうです。
このことから月の平均勤務時間は約53時間ほどになることが分かります。
そして、全国のアルバイト平均時給は1,005円(2017年2月時点)という結果がでました。
ただしこの金額は、有資格者やエンジニア、プログラマーといった専門職等も含みますので、大学生のアルバイトの平均時給はこの額を下回ると考えられます。
勿論、専攻している学科やゼミ・サークルへの参加の有無など、環境によりどれだけ働く事ができるかは大きく変わってくるでしょう。
また夏休み冬休みにバイトに専念する学生も多いので、普段の平均勤務時間は月53時間よりも少ないことが予想されます。
長期休暇のバイトについてはこちらの記事も見てみてください。
【2020年度】夏休み最強バイトは家庭教師で決まり!学生から社会人まで可!
大学生の平均月収
残念ながら大学生のみの平均時給額や平均月収は調査する事ができませんでしたが、全国のアルバイト平均時給と大学生の平均勤務時間から計算すると、53,265円となりました。
大学生の40%が月収3万~5万円、10%が8万以上だそうです。
また、大学生の理想の月収は7~8万だと言われています。というのも月収が9万円になると扶養から外れてしまい親が多く税金を納めることになってしまいます。大学生の税金について詳しく知りたい方はアルバイトで得た所得の税金の記事に詳しく紹介しています。
さゆり先生
大学生の人気バイト別の月収は?どれくらい稼げるの?
大学生の人気バイト一覧
大学生に安定して人気のアルバイトをご存知ですか?不動の人気を誇るバイトとその全国平均時給の一覧です。
コンビニ | 908円 |
---|---|
厨房・キッチン | 950円 |
カフェ | 973円 |
事務 | 998円 |
梱包・仕分け | 1,003円 |
郵便スタッフ | 1,053円 |
イベント・キャンペーン | 1,279円 |
塾講師 | 1,376円 |
家庭教教師 | 1,807円・個人契約の場合2,000円程度 |
皆さんが興味のあるバイトはありましたか?
どれくらい働けば大学生の平均月収超え?
ではどれくらい働けば53,265円のお給料をもらえるのか、分かりやすく月の勤務時間に変換してみてみましょう。
コンビニ | 59時間 |
---|---|
厨房・キッチン | 57時間 |
カフェ | 55時間 |
事務 | 54時間 |
梱包・仕分け | 54時間 |
郵便スタッフ | 51時間 |
イベント・キャンペーン | 42時間 |
塾講師 | 39時間 |
家庭教師(派遣) | 30時間 |
家庭教師(個人) | 27時間 |
このような結果となりました。郵便スタッフやイベント・キャンペーンのお仕事もなかなか効率よく稼げそうですが、期間が限られていたり、単発なのが残念ですね。
そして塾講師と家庭教師の時給が、他の人気アルバイトに比べかなり時給が高く、短時間でより稼ぐことができる仕事だと分かります。
さゆり先生
家庭教師の時給や収入例についてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。
高時給バイトといえば家庭教師!未経験でも稼げる理由と仕組み
学生生活と両立できる大学生の人気バイトは?
梱包・仕分け
カフェ店員やイベントスタッフといった華やかさには欠けるものの、安定した人気を誇る「梱包・仕分け」のお仕事。飲食店のホールやコンビニ店員と比較すると時給も若干高めです。
仕事内容は商品などの不備をチェックする検品作業や、倉庫内で指定の荷物を探して集めるピッキング作業、商品を箱詰めする梱包作業、配送センターなどで商品を仕分けする仕分け作業などです。
人気の理由は「簡単・体力を使わない・単調な作業」という点です。単純作業が苦ではない・接客が苦手という方に人気です。
基本的に拘束時間は8時間程度ですので、大学生の場合は授業の無い休日に勤務する事となります。授業と並行し、週二日以上の勤務はなかなか難しいかもしれません。しかし、3回生や4回生で既に単位を取っている人は時間に余裕があると思うのでかなり稼げると思います。
塾講師
大学生に人気の高時給バイトと言えば「塾講師」です。仕事内容は小中高生を対象に集団授業や個別授業で勉強を教えることです。
人気の理由はズバリ「高い時給」です。
また一コマ一時間から二時間前後になるので、大学の授業がある日でも時間帯さえ合えば働く事ができます。
ただし、授業外の業務に時給が発生しない場合も多いようです。
塾講師のアルバイトについてはこちらの記事も参考にしてください。
【家庭教師と塾講師】バイトだとどっちが稼げる?労働条件から給料までを徹底比較
家庭教師
塾講師と並ぶ、大学生に人気の高時給アルバイトといえば「家庭教師」です。こちらも仕事内容は小中高生に勉強を教えることですが、生徒宅でマンツーマンで指導を行います。
人気の理由は「高時給・待遇の良さ・週1日からOK」です。
場所や生徒の年齢など、条件を選べることも人気の理由の一つのようです。拘束時間も短く、大学の授業がある日でも勤務しやすいというメリットもあります。
ですが生徒一人当たりの授業時間は限られているので、実際いくら稼げるのか気になると思います。そんな、家庭教師の給料の相場や月の給料については、こちらの記事で詳しく解説しています
オンライン家庭教師のバイト
オンライン家庭教師のバイトの場合、大半は自宅にいながら給料を受け取ることができます。
稀に、事務所を構えていて、事務所のPCから家庭教師の授業をするという会社もあります。
オンライン家庭教師も、家庭教師と同様に難関大学ほど時給が高くなる傾向にあります。
通常の家庭教師バイトでは実現できなかったのが、午前中は近所の中学生を教えて、午後からは他府県の高校生を教える。など、オンラインならではの楽しさもあるでしょう。
当サイトでも紹介しているのが東大自習室というオンライン家庭教師で、東大生が多く在籍しています。
メンターとして生徒の学習サポートをすることで報酬をもらうことができます。
東大生の家庭教師バイトとしておすすめです。(東大生以外でもバイトできる時があるので、連絡してみてください。)
理系大学生はバイトができない?
同じ大学生でも、理系と文系大学生では学生生活が違ってきます。特に理系大学生は勉強しないで単位を取るのが難しい為、アルバイトをする時間がないといわれています。
そんな理系大学生にも家庭教師バイトは高時給で拘束時間が短い為おすすめで、人気のあるバイトの一つです。