【テスト期間】勉強で溜まったストレスの解消法と溜まらせない予防策

【テスト期間】勉強で溜まったストレスの解消法と溜まらせない予防策

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受験生を中心に、生徒は試験が迫ってくると机にかじりついて勉強をしがちです。確かに長時間に渡って勉強を頑張るのは時には大切なことです。ただ、あまり根詰めて勉強に励みすぎると、知らない間にストレスが蓄積されていくこともありますよね。

ストレスが蓄積すると、イライラして結果的に勉強の効率も落ちてしまうこともあるので、注意が必要です。

さゆり先生

勉強で溜まったストレスを解消するには、一体どのような方法があるのでしょうか?

ストレスを溜めたままだとテスト期間に満足のいく勉強ができない可能性もあります。最善策はストレスが溜まらない勉強法を自分自身で見つけるということです。ここではストレスの予防策をお伝えします。

勉強で生まれるストレスの上手な発散・解消方法

テスト勉強をする上で、ストレスが溜まってしまうのは仕方のないことです。だって誰だって勉強嫌いですもんね。

ストレスは溜めないようにする事が大事ですが、どうしても溜まってしまった場合、まずは以下のような解消方法を試してみてはいかがでしょうか。

ストレスかな?と思った瞬間に勉強するのをやめてみる

勉強をするのはとても大事なことですが勉強が嫌いという人も少なくないと思います。あまり好きでないことをやるのだから、勉強を続けているとだんだんとストレスを感じてくることがあります。

ストレスを感じている時は脳が「お腹いっぱい」になっているようなものです。そんな時に無理矢理食べようとしても苦しいしおいしくないですよね。

MEMO

勉強によるストレスを感じた時に覚えておいて欲しいのが、そこまで頑張って勉強してきたということの証明でもあるということです。

そんな時は少し脳を休ませてあげることを優先しましょう。

10分程度でもいいので勉強から離れて脳をリセットしてあげた方が後の効率が良くなります。その間自分の好きなことをするのが一番いいでしょうか。

とにかく、自分が気持ちいい、楽しいと感じることをやって疲れた脳を休ませてあげましょう。

なぜ勉強をしているのか?というメリットを見つける

子どもの頃、親に「勉強しなさい」と言われると嫌な気分になりましたよね。しかし私は大人になった今、勉強するのがとても楽しく思う時があります。

子どもの頃と今の違いは、強制されて勉強していないこと自ら選んで勉強していること学ぶことによって自分の人生が豊かになるというメリットを知っているからです。

なぜ勉強した方がいいのかを自問自答することで、メリットを見出してモチベーションに転換するのです。

また、勉強しないことで、今後の選択肢が減るというデメリットもしっかりと考えることも大切だと思います。

どうして今勉強する必要があるのか。目標を明確にして勉強に臨む

もっと大人になってから勉強すればいい。今すぐしなくてもいいのでは。と考え出すと途端にモチベーションが下がってしまい、ストレスの原因になってしまいますよね。

本当に今勉強する必要があるの?という場合の解消法として選択できるのが「ハーバード大学の生徒の勉強量を確認する」ということです。

例えば自分が目標としている(難関)大学への受験のために、自身と比較して「まだまだできる」と感じるのです。もちろんハーバード大学は雲の上の存在ですが、勉強に対する、そして世界に通用する人材を夢見て勉強するには効果的です。

さゆり先生

ハーバード大学の生徒はほぼ一日を大学で過ごし授業と自習を隙間なくこなしています。夜は深夜まで勉強し、翌日は朝から講義という生活を継続します。自分も負けてられないと感じ、勉強への意欲が湧き、ストレスがなくなり、心がすーっと楽になるかもしれません。

たまには気分転換で高難易度の小学生の参考書にチャレンジ

例えば勉強が得意でなくても、小学生レベルの問題であれば問題無く解ける方は多いと思います。

勉強する上での一番の快感は、自分の頭で考えて問題が解けた時でしょう。これを利用し「解ける問題を解く」ことによって、ストレスを発散することができます。

かといって、あまり簡単な問題では達成感が薄いので、小学生の参考書の中でも難易度の高いものを解くことにより、ほどよく頭を使って達成感を得ることができます。

自力で問題を解けるということは、勉強していく中での自信にも繋がりますし、単純な復習にもなります。勉強することに疲れたときは、一度振り返ってみるのも有効な手段です。

やる気がみなぎる文献や名言から勉強のコツを習得する

勉強をしていてストレスを感じたのなら、勉強とは少し視点を変えみるのが良いです。自己啓発本を読んで見るのも効果的です。

やる気が出る本や名言というのは、人生において大切な要素になり得ると思います。検索キーワードで、「やる気を出す 言葉 名言」で調べると、たくさんの著名人や偉人が残した言葉や名言が検索結果として出てきます。

人間というのは、考え方を少し変えるだけで、ストレスだったものがモチベーションになったりします。そんなコツを著名人や偉人からの言葉や名言から教えてもらえます。

さゆり先生

勉強し過ぎてイライラした時には、ぜひその一言一言を参考にすれば、ストレス解消に繋がります。

体を動かして血行を良く!

勉強でストレスが溜まる原因のひとつに、同じ姿勢でいるということが挙げられます。椅子に座ったままほとんど動かずにいると、血行が悪くなりストレスの要因となってしまうのです。

その問題を解決するには、体を動かすというのがとても有効な手段です。

例えば、体操をしたり、ウオーキングをしたり、水泳をしたり。どんな運動でもよいですが、運動のなかでも、できるだけ筋肉を使う有酸素運動は効果が高いといわれています。

さゆり先生

汗をたくさんかいてストレスを解消してしまうことが重要なんです。

また、運動をして血行がよくなることは、質の良い睡眠にもつながるといわれています。

質の良い睡眠をとることができれば、結果的に、集中力や記憶力も増して、勉強の効率も高まっていきます。

なお、運動といってもあまり体に負担がかかるような激しい運動は避けた方が無難です。体力が消耗しまうと、勉強を続ける気力もなくなってしまうということになりかねないからです。

さゆり先生

気分転換がてら、マイペースで続けられるような運動が望ましいといえるでしょう。

歌を歌おう

勉強をしていると脳を使います。長時間勉強をしていると知らないうちに脳が疲れているものです。

そんなときは、歌を歌って気分転換をするというのも効果的です。

どんな音楽でもよいのですが、できるだけ自分の好きな曲を歌って楽しい気分に浸ることができるものがベスト。歌を歌って楽しい気分になれれば、脳はリフレッシュされ勉強の効率も高まりやすいです。

好きなテレビを思いっきり見よう

勉強で溜まったストレスを解消するには、勉強以外のことに没頭する時間を持つというのも効果的です。

家で勉強をしている場合は、時間を決めて好きなテレビを思いっきり見るというのもよいかもしれません。

一時的に勉強のことは完全に忘れ、テレビに夢中になる時間を持つ。そこでは、テレビの世界に浸り、笑ったり泣いたりして感情を表現してみる。

さゆり先生

一見すると時間がもったいないように思われがちですが、勉強以外のことに一時的に没頭することで頭の中が整理され、結果的に集中力も高まってきますよ。

今している勉強をやめて別の科目の勉強をしよう

同じ科目の勉強ばかり続けているとイライラした気持ちになり勉強がはかどらなくなることがあるかもしれません。それは、視野が狭い状態になり、ストレスが溜まっていっているからです。

ストレスが溜まれば、勉強についての負の感情が湧きあがり、脳は疲労しやすくなるのです。そのようなときは、気分転換の意味でも、別の科目を勉強するとよいと思います。

例えば、英単語の暗記をしていて辛いと感じたら、英語の勉強は切りあげる。そして、数学の図形問題をやってみるといった具合です。

さゆり先生

気分転換をはかることで、ストレスが解消され勉強が捗りやすくなります。ストレスが溜まった状態で勉強するよりも明らかに効率が良くなります。

ストレスを生まない(ストレスフリー)方法で勉強する

勉強する=ストレスを生む。というのは間違いで、方法次第では気持ちよく勉強することも可能です。

さゆり先生

ここでは様々な方法で楽しく勉強するためのコツをお伝えします。

普段からストレスフリーの勉強法をしておけば長時間の勉強も可能になりますよね。

好きなことや興味のあることを利用する

勉強しなければと思えば思うほどストレスになってしまうので自分の好きなことに関連づけて勉強するようにしてみましょう。

例えば趣味が読書だった場合、簡単な絵本(洋書)を見ながら、英語の勉強をしてみる。というのも効果的です。英文が沢山載っているページよりも、絵と少しの量の英文が載ってある絵本は比較的使用されている単語も理解しやすい物が多いです。

さゆり先生

映画を観ることが好きな人の場合、英単語や暗記などに利用することが出来ます。映画が英語の勉強に使えるというのは有名な話ですよね。

すぐに飽きてしまい、集中力が必要な暗記は「字幕付き(英語)で映画やアニメを見る」ことで解決を図ってみましょう。

  1. まずは好きな映画を一つ選んで何度も何度も繰り返し見ます。
  2. 次に主人公の会話を一緒に言ってみたり、ノートに書きだしてみたりします。
  3. 最後は字幕なしで見ることもお勧めします。

好きな映画なのでストレスになることはないでしょう。

旅行好きには歴史がおすすめです。電車の時刻や観光地ならではのお土産、気候などをチェックしますよね。これらも全て勉強に繋がっていきます。

さゆり先生

旅行先の特産を調べれば、特産を通してその土地の歴史や気候、文化などに触れることができますよ。

自分の日常の旅行を通して、視野を広げていくことによって、勉強が特別なものではなく身近に感じていきます。

試験などの目標を利用して達成感を得る

大きな目標が入学試験や資格試験等だったとしても、なかなか最後までモチベーションが持続しないという人も多いと思います。

「今日ここまで参考書を進めることができたら、1時間ゲームをしよう」とか、毎日の学習計画達成時に小さなご褒美を自分にあげると、勉強のモチベーションが維持できると思います。

さゆり先生

コツとしては、普段勉強のために我慢していることを少しだけ開放してあげること。でもそれは勉強してから一日の最後にすること。そうすれば、遊ぶことに後ろめたさも感じにくくなりますし、勉強と遊びのメリハリもつけやすくなります。

複数教科の勉強は目移りしがちで非効率

例えば、歴史をやっていて飽きてきたから国語に取り掛かってみたとしても結局は集中できず、どちらも中途半端に終わってしまうことが多いですよね。

自分自身も勉強をやったつもりになってしまい、実は全く身についていない・・・また飽きて他の教科に・・・という悪循環のループに陥ってしまうのがオチです。ならばどのように勉強したら良いのでしょうか。

例えば英語の場合、まずリスニングを1時間徹底して勉強します。勿論その後休憩を取り、そのあとリスニングで分からなかった英単語を復習し、リーディングに取り掛かります。

英語の中でもジャンルを分け、一つずつこなしていく感じですね。

リスニングで分からなったという事は英単語がわからないという事なので、そこを重点的に強化すればリスニングが聞き取れるようになります。

甘い飲み物を飲み休憩を取りつつ、しっかりと1つの教科を勉強した方が確実に効率的ですね。

家で勉強する時は60分~90分を繰り返す

人間の集中力はそれほど長くは続きません。

運転だって二時間以上はせずに、休憩を入れるようにと言われています。だから必要以上に延々と勉強をするのは注意力が散漫になるだけでなく、効率も下がります。何より、勉強に辛さが混ざってきて、モチベーションが下がります。

望ましいのは、30分とか45分、長くても90分で休憩を入れてリフレッシュしましょう。

そうすることで勉強のときに襲ってくる眠気も解消できますし、休憩を挟んでリセットしてまたぐっと集中することが出来るのです。

子供に任せっきりはダメ!受験勉強によるストレスを親子で解消する方法!

親子で考える受験勉強のストレス解消として「食」があります。

勉強に飽きてくるとイライラし、集中力も低下してきます。そのようなときは一旦勉強を中断します。

私の経験談となってしまいますが、母が普段からよくパンを作ってくれました。

私もこねるタイミング、形成するタイミングでは参戦したものです。

ずっと机に向かって勉強するという事は自分で思っている以上にストレスが溜まり、また孤独を感じるものです。こねて、叩いて、親子で一緒に作業をすることはストレス解消にもなりました。

その間に親子そろって会話もできるので、その時に不安に思っている事や嫌だなと思っていることも共有できました。また、一緒に作ったパンを食べ、また勉強に集中するきっかけにもなりました。

さゆり先生

一緒に親子で共有できる時間が大切だと思います。

一緒に朝食を食べたり、一緒に夕飯を作ってもいいと思います。「食」は本当にストレスを解消になるので親子一緒に試してみて下さい。

勉強する環境作りを見直したら、効率が良くなった理由!

正直な所、自分の部屋の机に向かっての勉強には集中ってなかなかできませんよね。

何故かというと、机の周りには漫画本や雑誌等すべて手に届く範囲にあり、誘惑が多いからです。

勉強に飽きてくると、漫画本に手をつけ、1巻、2巻、下手をすると最終巻まで読んでしまったりすることもあります。普段は全く読まなかった漫画本ですら、何故か集中して最後まで読んでしまうのです。本当に不思議なものですよね。

受験勉強にはメリハリが大切です。集中出来る環境としてオススメするのは、家以外の場所では図書室のブースや自習室等などが挙げられますが、家で勉強した際にはダイニングテーブルなど自室以外が意外と集中できます。

なぜなら手の届く範囲に誘惑するものがないからです。さらにタイマー(きっと台所にあるはず!?)などをセットすることで時間管理も行えます。

自分の中でリミットを決めて勉強することにより、その中でしか勉強ができないと余計に集中力が高まるからです。勿論、集中して勉強した後はご褒美で甘いものを食べることをお忘れなく。集中できる環境作りは作らなくても、身近にある物です。

以上のように、生徒が効率の良い勉強をするためには、ストレスを溜めないよう心がけることが重要ですが、溜まってしまったストレスはうまく解消することが大切です。

さゆり先生

長くなってしまいましたが、ストレス解消のためには、ここに挙げた方法以外にもきっとあなたにぴったりな方法があるかと思います。少しでも勉強に励む生徒さんや、指導する先生の助けになればと思います。

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