受験うつに近づいてしまう事も!生活リズムを改善してストレス対策を行おう

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志望校合格の為に、一生懸命勉強する経験は、誰しもあると思います。

しかし、頑張りすぎて心が折れてしまう危険性もあり、そこから「受験うつ」になってしまう事も。
※「受験うつ」とは、長い受験生活によって発生するストレスからうつ症状が強くなって、色んな心身症状が出現するリスクです。

例えば、集中力が続かなかったり、自信が持てず、意欲が湧いてこない。
思考が混乱してしまって簡単な問題が解けない。よく眠れない、眠っても疲れが取れない。食欲が湧かないなど。

生徒さんに心当たりはありませんでしょうか?少しでも心当たりがあれば、一刻も早く改善していきましょう!

そもそも受験勉強によってストレスを感じやすい生活習慣とは?

以下のような特徴が見られる事が多いです。

「夜型生活や昼夜逆転してしまう」

「睡眠時間を削ってまで勉強をしている」
「日光を浴びる機会が少ない」

「運動不足」

「偏食がずっと続いている」
「気軽におしゃべりを楽しむ事ができない」

このような理由でストレスを感じてしまい、心が折れてしまう事があります。
では、どのように対応すれば良いのか見ていきましょう。

受験勉強によるストレスを防ぐ生活習慣POINTS!

朝昼晩、バランスの摂れた食生活を送る!

夜遅くまで勉強しているとお腹も空いて、カップラーメンやインスタント食品に手が伸びて、胃に負担がかかり翌日の朝食を食べられなくなるケースも少なくありません。

食生活の乱れがストレスをさらに悪化させてしまう危険があるので、3食規則正しく摂り、食べるものにも気を配りましょう。肉や野菜だけではなく、様々な栄養素を取り入れることが大切です。

バランスの良い食生活を心がけ、長丁場の受験勉強を乗り切っていきましょう。

睡眠時間をきちんととって、早寝早起きを徹底する!

受験生はやはり他者との成績を比べられる機会が多く、それが原因で過度なストレスに晒され受験うつになることがあります。

成績アップの方法として睡眠時間を削ってしまうことが多いですが、実際それはしっかり寝る場合に比べてマイナスであることが多いです。

大事なのは記憶の定着

人間の記憶は眠っている間にも脳に定着するので、過度に睡眠を削っても何の意味もないだけでなく、心身ともに疲れ果てうつが悪化するだけになってしまいます。

また人間が記憶しやすい時間帯は夜ではなく朝なので、早寝早起きして「朝勉強する」という習慣を身につけることが、成績にもうつの改善にも良い影響を及ぼすと言われています。

早寝早起きは体も心もリフレッシュ

睡眠不足で勉強をし続けていくと、本当に何も頭に入ってきません。一日中ぼーっとしてしまい、暗記能力も低下してしまします。
夜中まで勉強して少しだけ寝て学校に行っても、結局は授業中はずっと眠く、効率が悪いだけです。

このスタイルを止めて、早めに夕食を済ませ、早く寝るように心掛けましょう。

早朝5時に起き、前日に勉強したことの復習をします。朝5時でも既に日が昇っていて、朝日とともに起きて勉強している自分をすがすがしく感じます。
朝食も目が覚めているので美味しく食べることができます。

成績もアップすることが出来き、健康も手に入れられる一石二鳥の方法です。

熟睡しなくても体は休まる

受験勉強に追われていると、睡眠時間がもったいない。と自分を責めてしまう事もしばしば。

追い込みをしようとろくに寝ずに試験などに挑んだ日には散々なことに。それもそのはず、集中力が著しく落ちるためです。
受験本番のことが気になって眠れなくても、この言葉を思い出しましょう。

さゆり先生

「寝れなくても、横になって休んでいるだけで体力は回復するんだよ。」

”寝付けない”というストレスを解放してくれることでしょう。勉強に加えて睡眠もストレスになるなんて嫌ですもんね。
しっかり寝て、規則正しい生活を心がけることが大切です。

日光をしっかり浴びる生活習慣にする!

うつは、【頭の力】と【体の力】のバランスが上手く取れなくなることでなる可能性があるそうです。

受験は学力をあげるために頭の力を使いますが、体はその反面あまり動かしたりしないため、それぞれのバランスが悪くなり、うつになる可能性があります。

日光を浴びることは、体内時計を作動させ、睡眠をとりやすい状態へと導いてくれるようになります。
ですので受験前は、勉強で忙しく体を動かす時間が少なくなりがちですが、どんなに忙しくても朝は部屋のカーテンを開けて日光をしっかり浴び、すっきりとした目覚めをオススメします。

運動をして気持ちを切り替える!

普段の勉強は家や学校図書館などでしますよね。いつも同じ風景で毎日繰り返すのでどうしても気分が落ち込みがちになると思います

そこでとても効果的なのが散歩です。
散歩のメリットはとてもたくさんあり、ストレスの緩和や疲労回復気分転換だけでなくうつにも効果的なんです。
さらに受験勉強とは関係なく思われるため疎かになりがちですが、体力の向上にもなります。

体力なんて必要なのかと思われるかもしれませんが、受験は基本的に冬に行われるため、体力が弱っていると風邪を引きやすくそれだけでもかなり不利になります。
しかも基本的にテストは一日通して行われるため絶対に体力がある方が有利になります。

更になんと、散歩しながら勉強だってできるんです。
スマホなどで英単語聞きながらゆっくり歩くだけで気分転換と運動勉強が一緒にできてしまうなんでとってもお得ですよね。
(車などが多いところでやるのは危険なので安全な遊歩道や公園でやりましょう)

散歩中の英単語再生は特に覚えようと意識するのではなく、ただ流しているだけでも無意識のうちに記憶したり、リスニング力が高まったりするので、勉強するという感覚なく勉強できるのでとてもおすすめです。

たまには勉強の事を忘れて、自分の興味のある話をする!

遊ぶのは何時間でも苦にならないのに、勉強はすぐに息が詰まってしまいますよね。
そんな状態で勉強を続けていても効率が悪い上にうつになってしまいます。

勉強で一番大事なことはダラダラと続けることではなく、適度に気分転換をして集中力を回復させることです。

どんなにすごい人でも休憩無しで集中力を維持し続けることは不可能ですからね。なので自分は集中が続かないって不安になることはありません。
気分転換のやり方は寝る、運動する、ゲームするなど色々ありますが、他にも効果的な方法として「自分の興味があることを友だちや知り合いと話す」ことです。

楽しいことを考えることはうつにもとても効果的ですし、友達も勉強で気が滅入ってうつぎみになってることがあるかもしれません。共通の趣味などをお話するとお互いにとって大きくプラスになります。
ただ気をつけないといけないのは、いつまでもおしゃべりして勉強再開しないパターンです。楽しいことほど時間がすぎるのが早いですし、タイマーでもつけてしっかり時間管理しましょう。

予め休憩時間を決めておいて、メリハリを付けて行動することが受験勉強では一番大事です。そのことに留意して受験勉強をがんばってくださいね。

長い受験生活を送る上で、憂うつだなと感じたり、体の不調を感じ始めた時や、そういった相談を受けたり、見かけた時はぜひ意識してみて下さい。

うつとまではいかなくても、軽いストレスの発散方法については、別の記事にてまとめていますので、コチラもご覧ください。
【テスト期間】勉強で溜まったストレスの解消法と溜まらせない予防策【テスト期間】勉強で溜まったストレスの解消法と溜まらせない予防策

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