家庭教師をしていると授業を集中して聞こうとしない生徒や宿題をまじめにやってこない生徒に必ず一度は遭遇します。

家庭教師をされている先生は学生時代にまじめに頑張ってこられた方が多いと思いますので、そのような生徒を目の当たりにしたとき「この子はいったい何を考えているのだろうか。」と腹立たしく思われることもあるでしょう。

そこで今回は勉強しない生徒の考えていることに焦点を当てたいと思います。

勉強に興味ない

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人間は十人十色で興味が湧くもの、湧かないものが異なってきます。

私の場合、学生の頃はスポーツにあまり興味が湧きませんでした。それと同じで勉強をしない生徒の中には勉強そのものに興味がない子もいるのだと思います。しかし現在日本は中学三年生までは義務教育で、その後も高校、大学に進学するか否かで就職できる可能性が大きく変わるなど依然として学歴社会が根強く残っています。
当然ですが学生にとって勉強は切っても切り離せない関係にあるのです。そのため勉強に興味がないからという理由で簡単に勉強を諦める訳にはいきません。

家庭教師の先生は大変ですが、生徒が勉強に興味をもつように働きかける授業を行う必要が出てきます。勉強に興味を持つきっかけも生徒によって異なりますので、得意な教科から始めたりどんな些細なことでも褒めて生徒に自信を付けさせたりするなど試行錯誤を繰り返し、とにかく諦めずに根気強く指導を行うことが大切です。

テストで良い点が取れない

テストで自分が目標とする点数が取れないことも、生徒が勉強しない理由になります。どうしてでしょうか?

それは子供たちは自分が得意なものを好きになる、または興味を持ちやすいからです。

あなたの子供時代を考えてみて下さい。最初からあなたが今大学生として学んでいる分野が好きでしたか?きっとそうではないでしょう。
むしろテストで良い点が取れるから、または自分の親が喜んでくれるから、その分野に興味を持ったのではないでしょうか?

そのことを生徒にも教えてあげるようにしましょう。つまり生徒が良い点数が取れ、自分に自信を持つことができるようにしてあげるのです。結果として、生徒自身がその教科に興味を持つようになります。

では生徒が次のテストで良い点数を取れるようにしてあげましょう。

そのためにどのように指導したらよいのでしょうか?まず基本問題を徹底的に教えましょう。

授業や宿題で何回も反復させることで、基本の学力を身に着けさせるようにしましょう。生徒が苦手教科を勉強する時、最初のうちは応用問題を教える必要はありません。むしろ基本問題に集中させることで、点数が上がりやすくなります。
ぜひ生徒に目標点数を取らせることで、勉強に対する意欲を持たせるようにしましょう。

将来役に立つと思えない

指導を行っていると生徒から「先生、数学の勉強をして将来役に立つのですか?」という類の質問をされることがあります。

「志望校に合格するためじゃないか。」と言っても「大人になっても使わないし、あまり意味がないと思います。」と返事する生徒もいました。

そこで仮に「スマートフォンなどの便利な道具は数学や理科の知識がなければ作れなかったんだよ。問題集の問題を解くこと自体は無意味に思えるかもしれないけれど、勉強は人間が快適な暮らしをするためにはなくてはならないものなんだ。」と生真面目に答えてもおそらく生徒の心には響かないでしょう。

なぜならそのような生徒達は勉強する理由が知りたいのではなくて、勉強に消極的な自分達を正当化しようとしているだけだからです。

彼らには勉強する理由を教えるよりも勉強する楽しさを教えた方が良いでしょう。

子供達は遊ぶのは大好きですが、何のために遊ぶのかを考えて遊んでいる子はいません。それと同じで勉強も解ける喜びを感じられる様になり自分の可能性が広がれば自然とそのような不満は消えていくでしょう。

勉強する楽しさを教える一例

まず生徒の好奇心を刺激するようにしましょう。ただ真面目に勉強を教えるだけではなく、雑談を交えることでメリハリをつけた授業を行います。

では具体的にどんな授業ができるでしょうか?
例えば、あなたが英語の授業を行っているとします。生徒は明らかに英語が嫌いで、興味を持っていません。そのような時、私は生徒が知らないような英語の話をしてあげます。
これはその一例です。

ハロティくん基本形(右)

2チャンネルとかの掲示板って見たことある?


生徒生徒

ありますよ。


ハロティくん基本形(右)

じゃあ、それで使われているネット用語って何個か知ってる?


生徒生徒

はい。友達とLINEする時にも使いますよ。


ハロティくん基本形(右)

そうだよね。じゃあ英語にもネット用語あることを知ってた?


生徒生徒

えっ。そうなんですか!知らなかった。

という流れで、英語のネイティブスピーカーがよく使うネット用語をクイズ方式で出していきます。そうすると、英語そのものに生徒が興味を持つきっかけになります。

またこれらの知識を知っていると、英語を使って友人の輪を広げることもできるということを気づかせてあげることにもつながります。結果として生徒の英語の勉強に対するモチベーションを上げることができます。

ぜひ参考にしてみて下さい。

眠気は最大の敵

家庭教師の授業は学校が終わった後、部活が終わった後、だいたい夕方から夜頃が多いのではないでしょうか。
学校や部活動での疲れ、授業前に晩御飯を食べたら尚更、満腹感で集中力が途切れるだけでなく眠気が生徒を襲います。
仕事をしている大人でもウトウトしてしまう状況です。

そこで授業中でも簡単に取り入れる事が出来る、眠気を覚ます方法を紹介したいと思います。

眠気を覚ます食べ物

ガムやタブレット
定番ですが噛むことは集中力アップにもつながるんです!

チョコレート・ココア
原材料であるカカオに含まれるカフェインとテオブロミンが眠気を覚まします。
コーヒーやエナジードリンクが飲めない子供でもココアなら飲むことが出来ますよね。

ハーブティー
ペパーミント、レモングラス、ローズマリー等、リフレッシュ効果があるとされるハーブを選びましょう。

抹茶
実はカフェインを多く含んだ抹茶。お茶をたてている間に目が覚めそうです。

炭酸飲料
炭酸が口の中や喉への刺激となり眠気覚ましの効果も期待できます。コーラだとカフェインも含まれています。

眠気を覚ますツボ

授業の合間に簡単にできる眠気覚ましの方法の一つです。

疲れ目に効果
目頭の少し上、晴明というツボを鼻をつまむように優しく押してみましょう。
目の周りなので優しくそっと押してください。
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こっそりできる眠気覚まし
中指の爪の生え際(右手なら左下・左手なら右下)から外側3mmの中衝というところを少し強めに押してみましょう。
また、手の甲の親指と人差し指の骨の付け根部分から少し指側の合谷というツボを少し強め長めに押すのも効果的です。
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こっそりできるので、家庭教師の皆さんも集中力の途切れてしまったときに試してみて下さい。

反抗期

中学生、高校生で親から「勉強しなさい。」と言われて素直に勉強する子は多くはないでしょう。
「うるさい。」または「せっかくやる気が出てきたのに、余計なこと言うからやる気が失せた。」などと言ってしないのがよくあるパターンです。

反抗期の彼らは勉強のことだから反抗した訳ではなく、親の言うことであれば反抗したくなる時期だから反抗したのです。
親に反抗したいという欲求が強いため、親が勉強させようと躍起になればなるほど彼らも無気になって勉強することを拒むでしょう。

では、親はどうやって子供に勉強をさせたら良いのか。
それは家庭教師が親と子の仲介役になるということです。

親と子が直接勉強の話をすると両者とも感情的になってしまい、結局はけんかをして話が中断するケースがほとんどです。そこでお互いの言い分を家庭教師が自分の客観的な意見も交えて双方に伝える様にするのです。
三人が一堂に会するのではなく、親と教師で話をした後、生徒と教師が話をするというふうに時間をずらした方が良いでしょう。不思議なもので、第三者が間に入ると感情的になっていた生徒も冷静さを取り戻して話を聞くことができるようになります。

もちろん生徒の家庭教師に対する信頼が厚いことが前提となりますが、こうすることで勉強に対して前向きになった生徒もたくさんいますので参考にしてみて下さい。

最後になりますが、勉強しない生徒が考えていることは何にせよ、生徒と家庭教師の信頼関係が深ければ生徒は家庭教師のアドバイスに耳を傾けますので、まずは信頼関係を築くことが大切だと思います。

ハロティくんG

ただ勉強が嫌い。というお子さんは少ないです。何かしらの理由があってのこと。その原因を一緒に解決してあげましょう。


ハロティくん基本形(右)

ナルホドっ!興味がある事柄から勉強に繋げるのもありですね~。

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