家庭教師で指導を行う生徒のほとんどは勉強が苦手・嫌いです。
勉強そのものの場合もあれば、科目・教科によって好き嫌いがあるお子さんもいます。
そういった環境の中でどういう風に指導をしていけばよいのか。これは全ての家庭教師が持つ悩みです。

まずは生徒さんの苦手な理由を見つけ出し、的確なアドバイスを行えるようになりましょう。

そもそも勉強が苦手・嫌いになる理由

勉強が苦手

どのような状況で何が原因で勉強が嫌いになるのかは人それぞれなので分かりませんが、一般的には以下の理由で勉強が苦手・嫌いになる事が多いです。原因を探り、きちんと対応してあげればちょっとしたきっかけで勉強に対する意識も変わります。

学習環境が整ってない

効率良く勉強をするには、勉強に適した環境の中で学習する事が大切です。
例えば、周りに漫画やゲームがあると集中力も途切れてしまいますよね。環境が悪いと集中出来なくて効率も悪くなり勉強も苦手になっていってしまいます。

学校の授業についていけてない

学校の授業についていけない事が勉強を嫌いになる一番の理由とも言われてます。
学校側も常にひとりひとりの学力を把握して授業を進める事も出来ない為、先生のペースで進んでいってしまい、「もう勉強なんていいや…」となってしまいます。一度そのような状況になってしまうと、取り戻すのも大変になってしまいます。

勉強を強制させられる

「勉強しなさい!」とガミガミ言って勉強を強制させられると、やらされてる感覚でストレスになり勉強自体を辛いと思ってしまいます。辛いと感じてしまうと、勉強もおのずと嫌いになってしまいます。反発して逆の行動を起こして勉強をやらない場合もあります。

勉強する意味が理解できない

勉強する意味を理解出来てないと、今勉強してる事が将来どう役にたつのか、このまま勉強する必要は無いんじゃないかと感じてしまい、そう感じながら勉強しても苦痛で勉強がどんどん嫌いになってしまいます。

勉強嫌いを克服する指導方法

では勉強が得意になって苦手を克服する為にはどのような事をしたら良いのか悩みますよね。基本的には何の理由も無しに勉強が苦手になる子はいません。
以下の内容のように、ひとりひとりに適した対応方法をしっかりと与えてあげれば、勉強嫌いも克服出来るはずです。

苦手を得意にする教え方のコツ

苦手教科の克服は簡単ではありません。
気合と根性で苦手教科の問題を数多く解かせて克服させる方法もあるでしょうが、揺るぎない具体的な目標がある場合、または生徒がよほど我慢強い性格である場合を除いてその方法は通用しないと思いますのでやめておきましょう。

ちゃんと生徒のことを理解し、以下の教え方のコツを実践してみましょう。

  • 復習に重点を置く
  • 勉強とは一日一日の積み重ねです。すぐに結果を求めようとしても出ません。基礎力を高める必要があります。その為には毎日復習の時間を作ってあげて基礎力を高めてあげましょう。

  • 好きな教科を見つける
  • 生徒をよく観察してみると必ず一つはできる分野があります。そのできる分野の理解を徐々に深めていけば、少しずつ好きな教科に変わっていきます。
    好きな教科が一つできれば、それと関連した教科の理解を深めていき更にできる教科を増やしていきます。

  • できたら褒めてあげる
  • できた問題に焦点を絞って褒めてあげて下さい。「間違った問題を解ける様にしないといけないではないか。」という意見もあるでしょうが、まずしなければならないことは、生徒の自信を回復させてあげることです。

  • 解ける問題から解く
  • 最初から難易度の高い問題を生徒に解かせてしまっては、問題が解けないばかりでなくその教科に対する抵抗を増幅させてしまいます。問題を解かせて達成感を感じ、褒められることで嬉しさを感じることもできます。

  • 時々雑談をする
  • 授業中に雑談をしてあげることです。できれば生徒のためになるような、授業内容に関係ある話をするとベストです。それが難しい場合は最近の面白い話でも大丈夫です。生徒は楽しい物に惹かれます。
    面白いと思ってもらえると毎回の授業を楽しみにすることが出来て、勉強をすることが苦にならなくなるでしょう。

  • 得意科目を伸ばす
  • 生徒に自信を付けさせることが苦手科目の克服に大きく影響しますので、その生徒自身の得意科目を見つけてあげてそれを伸ばしてあげるのです。

    得意科目を伸ばす内容については、こちらの記事に詳しく記載してますので合わせてご参考下さい。

    苦手科目を克服する家庭教師の指導術。得意科目を伸ばしてモチベーションアップ

勉強が嫌いな子供をもつ親の心構え

お子さんを勉強好きにさせるには親の働きかけが必要不可欠です。進んで勉強をするようになるには親の工夫が助けになります。心構えを理解して、お子さんにとって良い環境作りを一緒に築き上げていきましょう!
まずは周りのお子さんと比較しないようにする事です。やはり親としては気になるかと思いますが、周りは気にしないで自分なりのやり方で取り組んでもらう方が余計な偏見を持たずに勉強に打ち込む事が出来ます。

もう一つは勉強しなさいと言わない事です。そう言われると勉強をしようとお子さんが思っててもやる気が失せてしまいます。親に気持ちの余裕がある方が、学習効率も高まります。見守ってあげる事で子供は親に信頼されてるという安心感が得られ自発的に勉強出来るようになります。

一緒に頑張るという姿勢で接すれば、子供もきっと前向きになれます。
子供の意思を尊重しながら、話も聞いてあげて、しっかりとサポートしてあげましょう!