家庭教師は契約先のご家庭と良い関係を築かなければなりません。
それは個人契約であっても、家庭教師派遣会社からの紹介であっても変わりません

でもクレームが来たらどうしよう?と不安に思うかもしれません。

ではクレームが来たら、どう対処したら良いのでしょうか。
またクレームが来ないように普段からできることは何でしょうか。

それらの点を主に考えてみましょう。

クレームが出た時の相談先

クレームが出ないことに越したことはありませんが、もしクレームが出てしまった場合、
どうすればよいのでしょうか。

まず個人契約の場合は、自分で対処しなければなりません。

クレームの内容は、授業の進め方かもしれません。
または子供の成績が、思ったほど伸びなかったからかもしれません。

それでしたら、親御さんに毎回の授業後にきちんと報告するようにしましょう。
またどんな宿題を生徒に出したかを細かく、伝えるのです。

そのようにしっかりとコミュニケーションを取って行くと、クレームを受けたとしても上手く対処することができるようになるでしょう。

一方で、家庭教師派遣会社からの仲介で仕事をしている場合はどうすれば良いのでしょうか。

まずクレームを受けた場合、それが自分自身で解決できるか、できないかを考えましょう。
しかし大抵は、ご家庭から会社にクレームが行くはずです。
もし授業の進め方等を言われた場合は、会社に連絡して、担当のスタッフと話し合うようにします。

家庭教師派遣会社によって、多少の違いはありますが、専任のアドバイザーを設けている会社もありますので、そちらに相談してみることもできるでしょう。
そうは言っても自分に対してのクレームはなかなか言いにくいものです。

そんな時はどうすれば良いのでしょうか。
その点を次に考えてみましょう。

自分でも対応できるクレーム

教師自身でも対応できるクレームにはどういったものがあるのでしょうか。

例えば、授業内容を生徒が理解できていない。
生徒の成績がなかなか伸びないといったクレームが一般的です。

その場合、教師はどのように対処できるでしょうか。

まず授業そのものを簡単で分かりやすいものにできるでしょう。
大学生の私たちが陥りがちなのが、自分と同じレベルで勉強を教えてしまうことです。
つまり難しく教えてしまうのです。

でも考えてみて下さい。
相手は子供たちです。

彼らのほとんどは成績がなかなか伸びずに苦労しているのです。
下手をすれば、勉強自体が嫌いな生徒も多くいます。

そんな彼らに、私たち大学生と同じレベルの教え方は少しハードルが高いと思いませんか。
ですから私たちはなるべく簡単に、相手の理解力に合わせた指導をする必要があります。

具体的には、相手のボキャブラリーに合わせた指導をしましょう。

例えば数学の方程式を説明する時に、
「まずXは左辺に、その他は右辺に移項しよう。その時は、符号を変えよう。」
と言っても、生徒は理解できない時があります。

それでこのように教え方を調整します。
「文字は左、数は右に移動しよう。移動する時は+-を逆にしよう。」
こんなふうに表現を相手に合わせたものにできます。
このように、教師が普段から分かりやすい指導を心がければ、授業に対するクレームを受けたとしても、すぐに解決することができるでしょう。

ではもし生徒の成績が伸びないというクレームを受けたらどうでしょうか。
その場合は、成績が伸びるまでには少なくとも3ヵ月間は見てほしいということをお願いします。
すぐに結果を期待しないということを親御さんに伝えるようにします。
それに加えて、授業だけでは成績が伸びないということを説明します。

あくまでも授業は生徒の成績ややる気を向上させるきっかけに過ぎないということを伝えるのです。
そうすれば大抵のクレームはなくなることでしょう。

クレームが出ないようにするのも大切

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そもそもクレームを受けないことも大切です。

それには前のパートで考えたように、日ごろからの生徒や親御さんとのコミュニケーションがとても大切です。

まず生徒に対しては、教師は優しいながらも頼りがいのあるお兄さん、お姉さんになる必要があります。
普段の授業中でも、軽く雑談をしたり、生徒の学校生活や趣味を聞いたりすることができます。
そうすることで、生徒自身がこの先生と授業を続けたいと思うようになるのです。

また親御さんに対しても、授業前後にきちんとコミュニケーションを取ることが大切です。
特に毎回の授業後に、今回の授業内容、今後どのように進めていくかを必ず説明するようにします。
長くても3分以内の説明で大丈夫です。
そうすることで親御さんが教師に対して、リクエストを直接言ってくれるようになります。
そのようにリクエストを実際に適用するなら、ますます教師に対する親御さんの信頼も強まることでしょう。

結果として、クレームを受けることもなくなることでしょう。

このようにもしクレームを受けたとして、きちんと対処すれば何も心配はありません。
それに加えて、クレームを受けないように普段から注意して行動することも必要です。

ぜひみなさんも参考にしてみて下さいね。