大学生活を送りながらアルバイトをして、生活費やお小遣いを貯めている方も多くいらっしゃると思います。
しかし忘れてはならないのは、働いて収入を得た場合は、税金を払う必要があるということです。

でも、自分は学生で扶養家族だから払わなくても良い!と思ってる方も多いでしょう。
ではどんな時に税金を払う必要があるのでしょうか。また税金を払い忘れてしまった場合はどうなってしまうのでしょうか。一緒に一つずつ考えていきましょう。

確定申告って何?

確定申告という言葉を聞かれたことがあると思います。これは、基本的に税金に関する申告手続を差します。

自分が一年にどれほどの収入を得たか(働いて得た給料や土地や建物)、また医療費や保険料や税金などを一年でどれだけ払ったかなどを国に申告することです。
ほとんどのサラリーマンやOLの方は、会社がしてくれるので行う必要はありません。

しかし時には払い過ぎた税金が戻ってくる場合もありますから、忘れずに毎年行う必要があります。特に自営業の人は必ず申告しなくてはなりません。

扶養家族だったら

もちろん大学生は、普通は扶養家族に入ります。自分で所得を得ているのではなく、親が養っているためです。

その場合は、税金を子供が払う必要がありません。親がまとめて払ってくれているからです。

103万の壁って聞いたことない?

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なんだ。扶養家族なら安心だ!しかし注意点があります。

もし扶養家族であっても、その人の収入が年間103万円を超えてしまうと、プラスの税金が自分の親にかかってきてしまうのです。
なぜならその時点で、その人は扶養家族から外れてしまうからです。年間103万円の収入というと一か月平均で、8.6万円ほどです。

つまり一か月で、大学生が9万円以上稼いでしまうと、自分の親の負担を増やしてしまうことになるのです。
しかも、もし年間130万円の収入(月収で言うと約11万円の所得)になってしまうと、今度は働いている大学生本人にも税金がかかってきてしまうのです。
ですから、大学生のうちはこの二つの収入のラインを覚えておくと良いでしょう。

源泉徴収について

所得に応じて給与から引かれる税金です。
自分の1月から12月までの給与を計算して税金を計算して申告書を税務署に提出することも出来ます。
ただ、面倒なので、会社の給与などの管理をしている者が、源泉徴収として年間の所得を計算してくれます。
給与から引かれてる金額は仮の金額になりますので、年末調整などで正確な金額を申告すれば、3月に正しい金額に調整されます。引かれすぎていた場合は返ってくることになります。

ハロティくん基本形(右)

アルバイトでも一定の金額を稼ぐと、税金がかかるということです。

アルバイトをしていると、12月以降の給料明細と一緒に源泉徴収という用紙を会社からもらうことでしょう。会社は雇っている人の給料から、毎月所得税を仮払いしています。(アルバイトの場合は少額か、もしくは全く取られていないこともあります。)

この源泉徴収表は税務署にも提出されますので、あなたが税金の申告をしなければ確実に分かってしまいます。もちろん払い過ぎていた場合もありますので、前に述べたように確定申告をすることで払い戻しされる事もあります。

無申告だったらどうなる?

納税は国民の義務ですから、もし収入があっても申告していない場合はそれなりの罰則があります。

発見された時は脱税とみなされ、本来収める税金にプラスして追徴課税を払わされることになります。

これはかなりのデメリットですね。

無申告だった場合のリスク

本来の税金に加え、追徴課税として余分に払わなければなりません。本来の税金よりも、当然ですが高くなってしまいます。

追徴課税って何?

先ほど述べたように、税金を払い忘れた場合、申告額が本来よりも少なかった場合、税務署からの命令として追加で払わされる税金のことです。
これは強制のため、回避することは残念ながらできません。

税金の時効

一般的に7年です。
もし前年だけでなく、何年か税金を払っていなかったまたは少なく払っていた場合、遡って払わなくてはなりません。

家庭教師のアルバイトの場合は?

このようにたとえ大学生であったとしても、収入が一定の金額を超えた場合は、税金を払う必要があります。そのために2月中旬から3月中旬にかけて確定申告をする必要があるのです。

では具体的に、家庭教師の場合はどのように税金を払う必要があるのでしょうか?

そもそも家庭教師ってそんなに稼げるの?という方は家庭教師の相場とバイト代についてまとめている記事がありますので、
ぜひ読んでみてください。

家庭教師の仕事って儲かるの?家庭教師の相場を見る。


家庭教師バイトの時給はどのくらい?計算基準と給料の支払い方法について

税金の支払いに関しては、個人契約の場合自営業の扱いとなる為、確定申告をして税金を納める必要があります。
家庭教師派遣会社の場合は契約内容(会社から斡旋となる場合と契約社員や派遣として会社と契約する場合は)によります。

どうして個人契約だけではなくて、家庭教師派遣会社に勤めている場合も確定申告をするのか?と思いますよね。

ちょっと待って!家庭教師の個人契約って何?とお思いの方は個人契約についてまとめている記事がありますので、
こちらを読んでみてください。

家庭教師バイトで個人契約をするときはどうすればいいの?仕組み・開始方法・トラブルについて


家庭教師派遣会社の中には、仕事を紹介するのを仕事としている所があります。大学生を実際に雇っているわけではないのですね。その場合は家庭教師は納税上の立場として、自営業扱いになるのです。

結果として家庭教師の会社に直接雇用されている場合は除き、確定申告をする必要があるのです。

すなわち大学生であっても税金を払う義務があるのです。

しかし今のうちから少しずつ手続き等を理解していけば、必ず将来に役立ちます。賢く税金を納めて、国民の義務を果たすことができるようになります。
みなさんもぜひ参考にしてみて下さいね。