家庭教師の初指導で注意すべき点と必要なマナーの身につけ方

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家庭教師として最初に訪問する時は、とても緊張するものです。
特に、マナーや常識には気をつけましょう。保護者の方のあなたに対する信頼や安心感も違ってくるからです。

あなたの振舞い一つ一つが今後の指導・生徒の価値観や性格などいたる所へ影響することも考えられます。
では今回は、最初の訪問時に気をつけるマナーについて一緒に考えていきましょう。

印象の良い挨拶の仕方

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挨拶は何といっても、最初の印象を決める大事な要素となります。ですから、いつも以上に丁寧にあいさつすることを心がけましょう。

ほとんどの家にはインターフォンがついています。その中には、カメラ付きのものもたくさんあることでしょう。そのため、保護者さんが聞き取りやすいように、ゆっくりとはっきりと話すようにしましょう。
そしてカメラの正面に立って、はっきりと自己紹介しましょう。

玄関の中に入れてもらったら、簡単にあいさつするようにします。

就活を意識した振舞いも印象アップ

就活や面接のような感じで訪問することで印象をよくすることが出来ます。

  1. 服装は清潔感のある爽やかな服装
  2. はっきりとした口調であいさつ
  3. 礼儀正しい振る舞い

上記の3つが出来ていれば、相手に悪い印象を持たれることはありません!
ここでポイントとなるのが、先生として自信を持って行くことです。
親御さんも子供を任せるのでどんな先生が来るのか緊張していて、生徒も初めて会う先生に緊張しているはず。
就活の面接で例えると、自身の無い頼りない印象だと、就活で企業に面接に行っても落とされてしまいます!
反対に自信とやる気が見えると、相手も好印象に思ってくれます!
就活で学んだ常識を、初回訪問で生かしましょう!!

生徒の部屋の入る時のマナー

授業のために、生徒の部屋に通されることでしょう。その時もマナーを忘れないようにしましょう。

当たり前のことかもしれませんが、「おじゃまします。」などの言葉を忘れないようにしましょう。
保護者の方はあなたの行動をよく観察しているからです。
そして保護者の方に言われるまでは、あなたは椅子に座らないようにしましょう。「椅子にどうぞ。」と言われて始めて、座るようにしましょう。

このようなマナーは家庭教師の時に役立つだけではありません。あなたが社会人になった後にも活きていきます。ですから、ぜひ覚えて置くようにしましょう。

最初に生徒の部屋で、簡単な説明を行うことがあります。自分の自己紹介や、授業の進め方や交通費の確認などです。
私はそれに加えて、一つのことを保護者の方に聞くようにしています。
それはあなたに何を望んでいるか、また自分の子供に求めていることは何かということです。

どうしてこの質問をすることが大切だと思いますか。実はこのような質問をすることで、授業の進め方の全体像が見えてくるのです。言い方を変えると、最終的なゴールが分かってきます。
そうすると、あなたも楽に授業を行うことができるようになります。そして保護者さんも、あなたのことを信頼してくれるようになります。お互いの目的意識が同じものになるからです。

ですから、きちんとした敬語を使いながら、保護者さんの意見にも耳を傾けたいと思いますね。

授業以外に行う重要なこと

最初の訪問時には、授業以外にも何かすることがあるのかな?と不安に思うかもしれませんが、基本的にはありません。
しかし授業中は、生徒や保護者さんとよくコミュニケーションを取るようにしましょう。

まず生徒とのコミュニケーションです。
雑談を多めにしても構いません。最初の授業ですので、あなたはほとんど生徒のことを知りません。そのため、まず生徒自身のことを知るようにしましょう。
生徒の入っている部活や趣味や考え方などを、話を聞くようにしましょう。最初は敬語で良いと思います。

授業中に、保護者さんがお菓子や飲み物を持ってきてくださることがあります。この時も、お礼を言うことを忘れないようにしましょう。また授業の進み具合や、生徒の理解度なども簡単に伝えるようにしましょう。

特に、今回は初回の訪問ですので、初回は保護者さんも生徒も不安を感じています。なるべく生徒の良い点や褒めることができる点を授業中であっても伝えるようにしましょう。

そうすることで、生徒もやる気をもつことができ、保護者さんも安心することができるようになるからです。
ですから多少オーバーであったとしても、生徒のことを褒めていくようにしましょう。

授業終わりは保護者との会話を行う

では最初の授業後には、何をしたら良いのでしょうか。

それは、少し長めの授業報告を保護者さんに伝えるようにします。私は通常の授業報告は1分ほどにしています。しかし最初の授業報告は、5分~10分は取るようにしています。保護者さんとのコミュニケーションをきちんと取るためです。

そしてその時に、生徒の良い点と今後の課題を伝えます。成績を伸ばすためにどのように勉強をしていけば良いのかも伝えます。そうするとたいていは、保護者さんも安心してこちらに任せてみようという気持ちになってくれます。

ですから授業中は生徒との、そして授業後は保護者さんとの良い関係を築くように努力しましょう。そうすることで、2回目目以降の授業がとてもやりやすくなるはずです。緊張感も少しずつ薄れていくことでしょう。

今回考えたように、初回の家庭訪問はとても緊張します。しかしその緊張感を克服すること可能です。
あなたがきちんとしたマナーを示していけば良いのです。それには、挨拶や授業中や授業後のこちらの態度が関係しています。

ですから、初回の訪問時には以上の点を特に気をつけるようにしましょう。
ぜひ、みなさんも参考にしてみて下さいね。

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