受験生の生徒へかけてあげる言葉、入試前日は◯◯をしよう

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あなたは入試の前日は緊張しましたか?きっと緊張したことでしょう。

小学校、中学校、高校、大学、色々な受験を経験された方は多いはず。
その時、何をすればいいのか?苦手だった部分を重点的にしたらいいの?それとも落ち着いて寝るのがいいの?
どうしたらいいのか戸惑ったことでしょう。

それはあなたが担当する生徒たちも同じです。もしかしたら、生徒にとっては初めての入試の可能性もあり、あなたよりも緊張するかもしれません。

思い出してみましょう。あなたが中学生だった頃、高校生だった頃、どういった入試対策を行っていたか。今度は教育する立場として受験生を支えてあげましょう。

試験前日にすべき事。しちゃいけない事。

生徒の緊張を和らげるためにも、入試前日は何をするように指示したら良いでしょうか。

勉強は復習を主に

試験前には少しでも多くの知識を蓄えて本番に挑みたい気持ちはよく分かります。しかし試験前日に新しい知識を覚えることはあまりお勧めできません。

一夜漬けで覚えた記憶は一晩寝ると忘れてしまう可能性が高いからです。

そのため新しい単語を前日に覚えてもあまり効果がありません。それよりは今までにやってきたこと、覚えてきたことを再度復習する方が知識の定着につながり効果があります。

今できる問題を完璧にすることに時間を割き、自信を持って試験に臨む方が良いのです。

『試験前日はいつもやっていることを、いつも通りやるだけ』このことを覚えておきましょう。

準備は早めに

試験の準備は夜寝る前ではなく、時間に余裕のあるお昼や夕方に済ませるのがベターです。なぜなら準備はいつもスムーズに進むとは限らないからです。

準備をしていると消しゴムが見当たらなかった、時計の電池が切れていて時間が止まっていた、などの不測の事態が起こる可能性もあります。

もし寝る前に準備を行っていた場合、睡眠時間を削っての対応になりますし、最悪対応できない場合も考えられます。

準備はお昼や夕方に済ませ、寝る前は受験票や写真表、鉛筆、消しゴム、鉛筆削り、時計などの必需品の忘れ物がないかもう一度チェックする程度にしましょう。

前日の昼間に試験の準備を一通り終わらせたら、試験当日のスケジュールを作りましょう。試験開始時間から移動時間などを逆算して起床時間や家を出る時間などを予め決めておけば気持ちにも余裕ができます。

夕食は軽めに

試験前日は食べ慣れないものを食べることで、体調を崩さないように注意が必要です。受験で都会に出てきて、お洒落で美味しそうなお店がたくさんあるのは分かりますが、そういったお店で食事をするのは受験が終わってからにした方が良いでしょう。

また油っこい食事も要注意です。テスト中に胃がもたれることがあるからです。『受験に勝つ(カツ)』という意味合いでトンカツやカツ丼を食べる受験生も昔はいたようですが、比較的やわらかく食べやすい食感のもの(消化の良いもの)を摂った方が無難です。

食中毒のことも考えて生ものは避け、加熱調理したものを選ぶこともお忘れなく。

天気予報をチェックする

天気予報のチェックも前日から行った方がよいでしょう。仮に試験当日が悪天候だとしても前日にチェックを済ませていれば早目の対策を立てることができますし、気分にも余裕が生まれ落ち着いて行動することができます。

早目に布団に入って寝る

試験で結果を出したい気持ちはよく分かりますが、前日は勉強し過ぎず早目に寝る様に心がけましょう。一般的には8時間前後の睡眠が良いと言われています。

生徒の中には、緊張感を和らげるために、前日に勉強をいつも以上にしてしまう子もいます。特に、理科や社会などの暗記教科を徹夜までして行う子もいます。先ほども言った通り、復習をメインにいつも通りやりましょう。

とりわけ、入試のために生徒たちは緊張しています。その上、睡眠不足のためにいつもの力が発揮できなければ、入試において致命傷になってしまいます。

勉強して加点の可能性を上げるよりも、夜更かしをして体調を崩すリスクを下げた方が賢明です。

夜遅くまで友達と遊んだり、友達とLINEでやり取りしたり、テレビを見過ぎたりするのが良くないことは言うまでもありません。頭が冴えて眠れなくなってしまいます。

なかなか寝付けないときは・・・?

前日は早めに寝た方が良いとは言うものの、普段夜遅くまで受験勉強をしている夜型の生徒さんは特に当てはまるのではないでしょうか。

解消法としては、寝る前の牛乳か、カモミールティーがお勧めです。ただし牛乳でお腹がゴロゴロなりやすい人は止めておきましょう。

また無理に寝ようとすると逆に目が冴えてしまいます。このような場合は、どうせ寝られないんだから無理に寝ようとせずに目だけ閉じているだけでも効果がある、と考えて横になった方が案外スムーズに寝られるものです。

試験当日にすべき事。しちゃいけない事。

これで入試前日の準備は完璧ですね。では当日はどのような事に気を付けて行動すべきか見ていきましょう。

朝は早起き!

試験当日は早起きをしましょう。具体的な起床時間は入試の一時間目から逆算して出すと良いです。例えば、入試が9時に始まるとしましょう。その場合最低でも朝6時には起きるようにしたいです。
人間の脳は起床後、3時間してからフル活動すると言われているからです。

多少寝不足でも、寝過ぎの方が頭の回転を悪くしますから早起きをした方が良いと言えます。

朝起きたら、外に出て大きく深呼吸。新鮮な空気を取り入れることで気分がリフレッシュされ能も活性化されます。

朝食は軽いものを

試験当日は準備を万端に整えるため食事も十分にとりたいところですが、腹八分目にしておきましょう。たらふく食べてしまうと体の血液が胃腸にまわってしまい脳にまわりにくくなるからです。

バナナはとても消化が良く、しかもすぐにエネルギーに変わるのでお勧めです。

もし食事の後、小腹がすいて我慢できなくなったら飴やチョコレートなどで補うと良いでしょう。「キットカット」を食べて「勝つ!」と願掛けするのも良いかもしれません。

また食べ慣れないものは避けた方が無難です。偏差値を一年間で40上げ、慶應義塾大学に合格したビリギャルの本が以前話題となりましたが、そこでも試験当日に普段飲み慣れていない冷えた缶コーヒーを飲んだことで、試験中にお腹が痛くなりテストに集中できなかったという失敗談が書かれています。

試験会場についたら・・・?

試験会場に着いたら必ずトイレに行く様にしましょう。これは単に試験中にトイレに行きたくなるのを防ぐためだけではありません。

受験に対する緊張感を和らげてくれるからです。一度トイレに行っておくと試験直前になってトイレのことが気にならず、落ち着くことができます。

また試験会場で見る参考書は使い古したものだけにした方が良いです。緊張感が極限にまで高まった状態で新しい知識を覚えようとしても上手くいきません。それよりは今まで学習した内容を見直す方が効果があります。

一瞬で緊張をほぐし、リラックスして普段どおりの力を出す方法

試験当日はある程度緊張するのは当たり前です。しかし過度な緊張はテストで力を発揮する妨げになりますから避けたいものです。

そこで緊張を和らげる腹式呼吸を紹介します。

まず鼻から3秒くらいかけて息を思い切り吸い込み、お腹の中に息をため込みます。次に15~20秒くらいかけて口からゆっくり息を吐き出します。この動作を3回繰り返して下さい。

緊張しているときは自然と呼吸も速くなっていますから、逆に呼吸を遅くすることで緊張をほぐすのが目的です。

腹式呼吸の良い点は、一連の動作が1分程度で行うことができ音もでないため、時間や場所を気にしなくて良いことです。動作が自分一人でできるという点も便利です。試験当日はぜひ使ってみて下さい。

持っていくものリスト

受験の際に持っていくものの一覧を下に書いています。参考にしてもらい、これから準備しようとしているもの(準備したもの)に見落としがないか確認してみて下さい。

■受験票
必須です。これがないと、受験会場が確認出来ません。コピーもとっておいて、本物とは別の場所へ。
家族に渡しておくと、何かあった場合に、受験番号を確認出来ます。忘れた場合は、即座に試験会場の人に伝えよう!

■筆記用具
鉛筆は1ダースほど用意したほうがベター。試験中に鉛筆を削る時間がもったいないです。
消しゴムは転がったりする事も想定して2個以上。1つは新しいものがあれば尚良し。

■時計
アラーム機能は当然OFFにしておこう。計算機能が無いもので。
電池切れや故障してないかどうかも念入りに。できれば複数持参しよう。

■お弁当
負担のかからないもの。現地調達しないほうが良い。食べ過ぎないように気をつけよう!
水筒に温かいお茶がオススメ。炭酸とか刺激のあるものは避けた方が良い。

■ポケットティッシュ
トイレに流せるタイプのもので、多めに持参しよう!
雨の場合は、ハンドタオルやフェイスタオルも!

■携帯用カイロ
指先がかじかんでえんぴつが持てない事のないようにしよう!つま先や腰など冷える部分にも!

■メガネ
コンタクトレンズをしている人は、もしもの為にメガネも用意しよう!

■常備薬・薬
正露丸・胃腸薬など。風邪薬や痛み止めは、集中力を鈍らせる恐れがあり、なるべく控えた方が良い。

■参考書
何回も使い込んだ参考書にしよう!これだけ勉強したんだから大丈夫って自信と、
気持ちを落ち着けるのに良いです。

■マスク
インフルエンザや風邪予防の為できるだけマスクを着用。試験会場へ向かう時も、
試験会場でもマスクをしよう!

センター試験当日の電車が遅延した場合の対処法

試験当日はイレギュラーな出来事は避けたいものです。しかしこちらがいくら注意をしていてもどうにもならないイレギュラーな出来事もあります。
例えば電車の遅延です。ではこのような場合、どのように対処したら良いのでしょうか?

まずは落ち着いて、慌てない!

電車が遅れたのは、あなたの責任ではありません。きちんとした対処をすれば大学側も理解してくれます。そのためまずは落ち着いて慌てない様に心がけましょう。

先程紹介した腹式呼吸を取り入れるのも良いと思います。

もしセンター試験の会場に行くための電車でしたら、学校の友人なども乗っているはずですので一緒に行動すると気持ちも落ち着きます。

受験票を確認して電話する

ひとまず気持ちを落ち着かせたら、受験票に大学と試験当日の電話番号が書かれているので間違えないように電話します。

電車の遅延に対して大学側から指示がありますのでその指示に従い、分からないことがあれば聞くようにして下さい。

遅延証明書をもらう

電車が遅れた場合には遅延証明書をもらう様にして下さい。「電車が遅れました」といっても人数が少ない場合、信用してもらえない可能性があるからです。

落ち着いて試験会場に向かう

ここまで述べてきた一連の手続きが済んだら、落ち着いて試験会場に向かって下さい。試験会場に着いたら受験票と遅延証明書を出し申請を行いましょう。

これは! と感激して勇気とやる気が湧いてくる応援メッセージ文言集!!

最後に受験生に勇気とやる気を与えるメッセージを集めてみました。

メッセージを心の中で繰り返しつぶやくことで良い意味で自己暗示をかけることができますので、参考にしてみて下さい。

母親から言われた言葉
「大丈夫、大丈夫!がんばってきたんだから絶対に受かるよ!」

父親から言われた言葉!
「勝つのも負けるのも自分自身。だから、自分にだけは負けるなよ!」

おばあちゃんから言われた言葉!
「どういう結果になってもそれがあなたの道だから」

恋人から言われた言葉!
「あなたが今まで頑張ってきたのは知ってるからね。大丈夫だよ。」

一緒に勉強したクラスメイトから言われた言葉!
「一緒に勉強出来て良かった。お前の自信が俺の自信にもなる!」

先生から言われた言葉!
「来年の今頃、志望校に通ってるお前の姿が目に浮かぶよ!」

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