あなたが家庭教師をしていると、いろんな生徒の指導をすることになるでしょう。その中には大学合格を目指している高校生や浪人生もいることでしょう。
ではどのように彼らに指導したら良いのでしょうか?今回は特に、社会の勉強法を一緒に考えてみましょう。

暗記力が勝負の日本史はステップを踏んで対応しよう

日本史と言うと、覚える用語の量と漢字が難しいと感じる生徒が多いものです。
ではどのようにそれらを覚えたら良いのでしょうか。大きく分けて3つの分野で考えてみましょう。

細かな用語は後にしてまずは大きな流れをつかもう

歴史は大きな流れをつかむことが重要です。
それぞれの時代の名称とその特徴を抑えるのです。
細かな用語は良いので、あくまでも全体的な流れだけを覚えさせるようにしましょう。

それができれば、次のステップに移ります。

生徒の苦手な時代を見つけてあげよう

大まかな流れを覚えると、次の点が見えてきます。生徒の苦手な時代です。

どうしても名称やその特徴が覚えられない時代が分かってくるのです。でもそれが分かってくると、教え方がぐっと楽になります。
生徒の苦手な時代に絞って、教えることができるからです。

社会は何といっても暗記教科です。暗記した成果がテストの結果に表れます。
しかし生徒自身の弱点が分からなければ、あなたも効果的に教えることはできません。
一方で、生徒の苦手な時代さえ理解していれば、教えることはとても簡単になります。
ですから、まず生徒の苦手な時代が何なのかを理解しましょう。

政治の流れは理由を理解することが重要

政治の流れを覚えることも非常に大切です。歴史は人間の政治の歴史でもあります。
王政や民主制など、さまざまな政治形態が試されてきました。それらの大まかな流れを覚えることができます。どうしてこの勉強法は効果的と言えるのでしょうか。

政治形態が変わる、もしくは治める王が変わるということは大きな変化です。
それには必ず理由があります
前の王の政治の行い方に民衆が不満を持った、または外国の影響があったためかもしれません。

そのような理由を抑えて理解していくことで、歴史の流れと一緒に用語(人名や出来事)を覚えることができるようになるのです。

広範囲な知識が必要な世界史はマンガと語呂でばっちり

次は世界史について考えてみましょう。世界史のイメージは、覚える範囲が広いことかもしれません。
日本が中心の日本史に比べて、世界の様々な国について学び覚える必要があるからです。

ではこの世界史を勉強する上で効果的な方法とは何でしょうか。一緒に考えてみましょう。

意外と使えるマンガで流れをつかもう

マンガと聞いて驚くかもしれませんが、マンガで全体の流れをつかむことは効果的です。

世界史においては、日本とは全く違う風習や文化、また出来事が展開されていきます。それらを活字だけで覚えるのは限界があるのです。
そして興味を持続させるのも難しく感じる時があるかもしれません。それを避けるために、ぜひマンガで世界史の流れをつかんで、楽しく生徒に学ばせるようにしましょう。

学校や図書館で生徒に借りてもらい、効果的に覚えさせるようにしたいですね。

覚えることが多い年代は語呂合わせで覚えよう

世界史において、ネックになるのは年代を覚えることかもしれません。数字をただ覚えるのは苦痛です。

そこで語呂合わせで覚えてみましょう。

できれば生徒やあなた独自のもので暗記すると良いと思います。しかし思いつかない場合は、参考書やゴロで覚えるサイトなどを利用し教えるようにしましょう。

重要なポイントを理解するためにも教科書を読むのは最後

一つ注意点があります。教科書を読むことは一番最後にしましょう。
できれば一つの単元を終えたら、その復習として読むようにしたいと思います。

なぜでしょうか。最初に教科書を読んでしまうと、情報量が多いため何がポイントか分からない場合があるからです。
それよりもむしろ、その単元のポイントを理解してから教科書を読みましょう。そうすることで、生徒自身の理解力が高まるからです。

地理は覚えにくい地名や国名がたくさん!データと紐付けて覚えよう

地理にも幾つかの特徴があります。生徒の中には地図を見るのが苦手、国名を覚えることが苦手という子もいることでしょう。
では主に2つの分野での地理の効果的な勉強法を考えましょう。

まずは統計データの見方を覚えよう

地理のテストの特徴は、統計データが出されるということです。国や地域の産業や人口、天気などです。
もしこれらの点を頭で大まかに理解できたとしても、データの見方が分からなければ、テストの点数アップにはつながりません。

そこで生徒にデータの見方を覚えさせるようにしましょう。データに特化した問題をさせ、一緒に考えてみましょう。
そうすることで、生徒自身もそれらの問題に慣れていくことでしょう。

地図で国名を言えるようになろう

地理においては少なくとも、世界地図が理解できなくてはなりません。
ですから、地図を見て国名を言えるように指導しましょう。授業の中の雑談で、クイズとして出題しても良いかもしれません。
そうすることで生徒も、楽しく効果的に国名を覚えることができるようになります。

今回考えたように、社会を勉強する上で効果的な対策が幾つかあります。ぜひみなさんも参考にしてみて下さいね。

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